【地図】浜岡原発(東海大地震・津波でどうなる放射能汚染)

【シュミレーション】

浜岡原発2号機がメルトダウンした際のシミュレーション(放射能汚染マップ)が次の外部ページに掲載されています。

(地図)
シミュレーション 「浜岡2号機がメルトダウン」


浜岡原発東海大震災に耐えられるか?】

東日本大地震福島第一原発事故を受け、静岡県は6日、防災・原子力学術会議の臨時会を県庁で開いた。中部電力側が事故を踏まえた浜岡原発津波対策を説明したが、納得のいく報告がなかったとして、再度開く臨時会での報告を求めた。

中日新聞:《備える 東海地震》 浜岡原発、津波対策に厳しい声 県が中電に再報告求める:地震特集 静岡:静岡(CHUNICHI Web)より。

記事によれば、12メートルの津波なら大丈夫ということですが、今回の東日本大震災並みの津波ならどうかは不明です。


東日本大震災級ならアウト?】

浜岡原子力発電所は、東海、東南海、南海、3つの地震が連動した場合のマグニチュード8.7の地震でも、安全を保てる設計がとられています。
しかし、2011年4月17日の説明会で住民からは、「今回の東北の地震ぐらいのが来ても大丈夫なのか?」といった声が聞かれました。
これに対し、中部電力の担当者は、「マグニチュード9.0の想定はしていない」とコメントしたと報道されました。

つまり、東日本大震災級の地震ならアウトということらしいのです。

東日本大震災後の3月15日、中部電力は3つの対策を発表しました。

1、建物の防水性を高める
2、緊急時の送電態勢を整備する
3、津波を防ぐため、砂丘と原子炉建屋の間に海抜12メートルの壁を設置する­

しかし、福島第1原発には、15メートル近い津波が襲ったと発表されています。ですので、中部電力の予測・シミュレーションは甘いのではないかと批判されています。

(参考)
浜岡原発は津波に耐えられるか 小出裕章 « 小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ


【急がれる対策】

地震が起これば福島よりも被害が大きくなることが予想されます。ですので、中部電力は早急に電源を高台に設置、また、コンクリートの防波堤建築に向けて300億円の対策を講じるとされています。

運転停止求めるデモ行われた 中電・浜岡原発が緊急安全対策 (1/2) : J-CASTニュース


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