福島原発4号機のスキマサージタンク水位が、急降下後、上がっていない件。

前回の記事で、福島第一原発4号機から水が8.5トン漏れたことを書きました。

【NHK】福島原発4号機から8.5トンの汚染水が漏出(最新情報)

コワいことに、四号機のスキマサージタンクの水位が下がったままになっている、という情報があります。スキマサージタンクとは、4号機の燃料プールからあふれた水が、注ぎ込まれるタンク。

タンクの水位が急激に下がった、ということは、漏水が続いており、注いでも注いでも、水が漏れてしまっている状況が予測されます。

(ソース)
google+(4号機スキマサージタンク水位水位変化)

上記リンク先のグラフを参考にすると、スキマサージタンクは、1月中徐々に水位が降下。1月末からは急激な降下となっています。正月の地震の後に水漏れが始まり、1月末から漏水が深刻になったことがうかがわれます。

水漏れが深刻になれば、4号機燃料プールの冷却に支障が出ることが考えられます。しばらく、4号機のスキマサージタンクの水位から、目が離せません。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+jikopr/20120107/p1:title=福島原発4号機について、中部大学・武田邦彦先生のコメント]