【天使の声】遠藤未希さん、学校の道徳教材に。(南三陸町)
産経新聞などの記事によれば、遠藤未希さんが学校の道徳教材に掲載されることが決定しました。
ご存じのとおり、遠藤未希さんは、2011年3月11日の東日本大震災の際、防災無線で町民に避難を呼びかけ続け、命を落としました。呼びかけが行われたのは、宮城県南三陸町の防災対策庁舎。津波の犠牲になった町職員 遠藤未希さんは、当時24歳でした。
学校教材に採用するのは、埼玉県の公立学校。埼玉県教育局によると、教材は東日本大震災を受けて同県が独自に作成。公立の小中高約1250校で使用される予定です。内容としては、南三陸町危機管理課の職員だった遠藤さんの行動や、防災無線の放送で津波から逃れることができた町民の声などを紹介することになっています。
(ソース)
・産経新聞:遠藤未希さん、学校の道徳教材に 津波避難呼び掛け犠牲
(2012年1月26日)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120126/trd12012608190009-n1.htm
タイトルは、「天使の声」。全文は、3月下旬に埼玉県のHPで公開される予定だということです。
東日本大震災から1年が経過。失ったものはとても大きかったけれど、未希さんの声は、確かに、その名前のとおり、私たちに未来と希望を与えてくれたような気がします。
改めて、心からご冥福をお祈りいたします。
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