【韓国経済の実態】最大の問題は、「通貨危機時をしのぐ負債」
負債総額は、1997年の通貨危機をしのぐ。
日経新聞は、韓国経済の実態について、こう指摘しています。
韓国銀行(中央銀行)によれば、2011年末の政府・民間部門の負債は、
名目国内総生産比で231%。通貨危機の時ですら、150%台だったというのです。
(ソース)
・日経新聞:韓国の景気対策しばる負債急増
(2012年6月6日)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM04032_U2A600C1SHA000/
ニュースサイト「サーチナ」によれば、韓国の対外債務(外国への借金)は、2011年約4千億ドル(日本円で約32兆円)。韓国の国家予算(日本円換算で約22兆円)を大きく上回ると言います。
(ソース)
・サーチナ:韓国の経済が危険といわれる理由は何ですか?=為替王
(2012年8月20日)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0820&f=business_0820_060.shtml
こうなると、景気の停滞が長引けば長引くほど、経済危機・破綻に陥る確率が高くなりそうです。
Jcastニュースによれば、輸出は、2012年7月、前年同月に比べて8・8%減。マイナス幅は3年ぶりだと言います。輸出けん引役だったEUの景気悪化が、打撃になったとされています。韓国のGDPに占める輸出の割合は50%超。景気は輸出次第と言っても過言ではないでしょう。
(ソース)
・Jcastニュース:急激に失速する韓国経済 輸出急ブレーキ、住宅バブル崩壊
(2012年8月17日)
http://www.j-cast.com/2012/08/17143215.html
韓国経済というと、サムスン電子ばかりに目が行きがち。
確かに今のところ、サムスンは好調です。
しかし、他の企業や業界に目をやれば、かなり厳しい状況であることに気付きます。
最新のニュースを見てみますと、8月16日には釜山貯蓄銀行が倒産。資産総額1兆3000億ウォンに対して、借金は3兆5000億ウォンだというのです。
※3兆5000億ウォンは、本日現在の為替レートですと、日本円で2500億円程度。
(ソース)
・KBS:釜山貯蓄銀行に破産宣告 釜山地裁
(2012年8月17日)
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Dm_detail.htm?No=44906
状況は厳しいようです。
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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+zaiseihatan/20121228/p1:title=アベノミクスでハイパーインフレ?住宅ローンは変動金利、固定金利?]