韓国国債、続々と格上げ。これが経済の実態?(2012年9月)

世界の大手格付け3社がすべて、韓国国債の格付けを続々と引き上げました。

これが韓国経済の実態なのでしょうか。

ロイターによれば、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、9月14日、韓国の自国通貨建ておよび外貨建ての長期格付けを、「A/A+」から「A+/AA─」にそれぞれ1段階引き上げたということです。

(ソース)
・ロイター:S&Pが韓国の長期格付けを1段階引き上げ、3週間で3社目
 (2012年9月14日)
 http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE88D05720120914?feedType=RSS&feedName=worldNews

S&Pは、格上げの理由として、北朝鮮情勢が安定していることや、政府の財務状況が健全であることなどを挙げているようです。

一方で、庶民の家計債務の状況は悪化。「庶民の借金は、米国サブプライム問題が発生したときよりも深刻な状況にある」とするニュースも見受けられます。

フィナンシャル・タイムズ紙によれば、韓国の家計債務比率は、サブプライム危機勃発当時の米国よりも、はるかに高い水準。2011年には、可処分所得の164%まで達しているというのです。

(ソース)
JBプレス:危機的レベルに近づく韓国の家計債務
 (2012年8月17日)
 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35973

韓国経済危機についての情報を総合すると、不安な要素も無視できないように思います・


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+jikopr/20120907/p2:title=【韓国】経済危機でも「国債格付けは日本より上」の謎(2012年9月)]