【介護保険】高所得の高齢者、介護負担増 2015年度から

※ブログのタイトルを変更いたしました。ブログのテーマが介護資格ですので、それに沿ったものにした次第です。今後ともどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

■高所得の高齢者、介護負担増へ

2015年度から介護保険の自己負担が、所得の多い高齢者については現行の1割から引き上げられる方向です。同時に、介護の必要度が低く食事などの世話だけがいる人を、介護保険給付の対象から段階的に外していくということです。

(ソース)
日経新聞:高所得の高齢者、介護負担増15年度に
 (2013年8月3日)

このところ、税金や保険料がやたら上がっています。行きつく先は高齢者の介護や医療なのだと思います。実際に払う立場になると、年々税負担が増えて、気が重くなります。

介護保険から外される方針になったのは、支援の必要度が最も軽い「要支援1」と「要支援2」。身の回りの世話は必要だが、ヘルパーの支援で1人暮らしをしながら症状を保っている人たちが多いのだと言います。

今回の方針には、高齢者にも所得に応じた応分の負担を求める一方、若い世代の負担を軽くしようとする姿勢も盛り込まれているのだとか。

(参考)
msn産経ニュース:社会保障改革案 介護軽度者切り離し 「精神的孤立も」
 (2013年8月3日)


■根本的な問題は少子高齢化

結局のところ、税負担をしてくれる若い世代が増えないことには、根本的な問題は解決しません。若い世代を増やすには、子供を増やすか移民を受け入れるかの二択になりそうです。

子供を増やすといっても、若い世代の年収は減り、仕事は激務になるという状況。子育てにとっては厳しい環境にあるなぁと感じます。

このまま少子高齢化が進めば、5年後、10年後はもっと税負担が重くなるのかと思うと、ちょっと気がめいってしまいますね。