【最新まとめ】 働きながら介護福祉士実務者研修の資格取得

■働きながら介護福祉士実務者研修の資格取得

*2015年2月8日更新版。

介護資格の資格取得学校は、大手の場合、たいてい土日や夜間のコースを開講しています。ですので、平日は仕事をして、空いている時間帯や曜日に「通学」や「通信+通学」の講座を受講して資格を取得することが可能です。

介護福祉士試験を受験するには、3年以上の実務経験が必要です。ですが、実務者研修の受講自体は、3年の実務経験がなくてもOK。なので、介護福祉士をめざすと決めているなら、早めに受講しておくのも一手です。


■大手資格学校の介護福祉士実務者研修

最大手の一つニチイ学館の実務者研修の受講費用は次のとおりです。

ニチイ学館

・無資格の人 : 450時間 216,000円(税込)
・介護職員初任者研修修了者: 320時間 190,290円(税込)
ホームヘルパー2級修了者 : 320時間 190,290円(税込)
ホームヘルパー1級修了者 :  95時間  72,000円(税込)
・介護職員基礎研修修了者 : 50時間 56,580円(税込)

同じく大手の三幸福祉カレッジの場合ですと、受講形態は自宅学習+通学講習。通学日数は2日〜10日間。なので、働きながら勉強しやすくなっています。受講費用は3万円から15万円程度。介護職員基礎研修を修了している人は33,000円。ヘルパー2級や初任者研修などの資格をまったくを持っていない場合は154,000万円。通学日数は2〜10日ではありますが、自宅学習の期間も合わせると、受講期間は6か月になります。


■介護資格の新制度

新制度でのキャリアパスは、次のとおりになります。

〇初任者研修ルートで介護福祉士になるには

介護職員初任者研修(旧 ヘルパー2級。130時間)

介護福祉士養成実務者研修(旧 介護職員基礎研修。450時間)

介護福祉士(国家資格)

※初任者研修を飛ばして実務者研修を取得することも可能。
 ヘルパー2級や初任者研修を修了している場合、介護福祉士実務者研修は320時間に短縮されます。

働きながら介護福祉士をめざす場合、2017年(平成29年)1月の試験から、3年の実務経験に加えて、実務者研修(450時間分)の修了が義務付けられます。ですので、「無資格者でも介護の実務経験が3年あれば介護福祉士が受験できる」という現行の受験資格は、2016年1月(2015年度)の試験までです。

くわしくは、当ブログの次の記事をご覧ください。

【新制度でこう変わる】働きながら介護福祉士になるには

実務者研修は、資格学校によって形態や受講費用がさまざま。なので、一通り情報を集めて比較検討するとよいと思います。