【地図と場所】もんじゅ原発の放射能汚染マップ予測(福井県敦賀市)
(地図)
・放射能汚染シミュレーション(PDFファイル)
上記の地図は、風向や海流で放射性物質がどのように拡散するのかを予測したシュミレーションです。
【もんじゅとは】
高速増殖炉。高速増殖炉とは、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使用してエネルギーを生み出す原子力発電所です。
1995年にナトリウム漏出火災事故が発生し運転を休止。2010年5月6日に運転を再開しました。しかし、2010年8月26日 原子炉容器内に筒型の炉内中継装置が落下。結果として燃料棒を交換することも廃炉にすることもできない状態。発電は全くしないで年間500億ものコストがかかっているといいます。
(参考)
・もんじゅ - Wikipedia
燃料交換装置の一部である中継装置が原子炉内に落下。20回以上もトライしましたが引き上げることができません。
修理作業でミスをしてナトリウム火災や原子炉の暴走が起こったとき、福島第一原発と比べものにならないくらい大きな被害が出る可能性が指摘されています。
また、もんじゅは活断層の真上に建設されているため、地震のリスクもあります。
(参考)
・福島原発以上に危険性のある高速増殖炉『もんじゅ』で今起きていること - ガジェット通信
(地図)
・敦賀原発
日本原子力発電は2011年5月2日、敦賀原発2号機(福井・敦賀市、加圧水型軽水炉、電気出力116万キロワット)で、1次冷却水中の放射能の濃度が大きく上昇したと発表した。
・敦賀原発2号機で放射能濃度上昇 燃料漏れの疑い : J-CASTニュースより。
このタイミングで全国の原発の事故対策を見直すことが必要ですね。
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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+jikopr/20110525/p1:title=【地図まとめ】放射能汚染地域マップ(関東、東京都。米軍。福島原発)]