【評判】コーウェイのRO逆浸透膜浄水器(cowayの価格、放射能除去)

【RO式逆浸透膜浄水器とは】

逆浸透膜浄水器は、「海水を淡水にする技術」として知られています。逆浸透膜はRO膜ともいい、水以外の不純物を通さない性質を持ちます。簡単に言うと、「超高性能の浄水ろ過装置」です。国内のウォーターサーバーではアクアクララが最大手と言われていますが、このアクアクララが提供している水はこの方式で純水をつくりだしています。

福島第一原発の事故により、福島県のみならず、東京都の水道局など、関東各地で水質放射能汚染が報告されました。とりわけ乳児や小さい子供は放射能汚染の影響を受けやすいため、逆浸透膜方式の浄水システムに熱い視線が注がれています。
ミネラルウォーターの場合、硬水ですと乳児の健康にはよくないと専門家がアドバイスしています。

また、放射線医学総合研究所から、RO方式以外の浄水器では、放射能除去の効果が期待できないのではないか、という実証レポートが発表されました。

(参考)
放射線医学総合研究所の調査結果(公式HP)


【コーウェイ社とは】

cowayは韓国トップの浄水器メーカー。世界で200万世帯前後がコーウェーの浄水器を活用しているとされています。コーウェイは福島原発事故を受けて、実際にこの事故で汚染された水を使ってろ過実験を行い、その効果が実証されました。

ろ過実験は日本環境調査研究所という第三者研究機関が行い、その証明書が発行されています。

(参考)
日本環境調査研究所による放射性物質測定結果報告書(マイコミジャーナル)


【価格比較】

家庭用のRO浄水器をレンタルした場合、月々7000円~8000円程度の料金です。ただし、設置費用が10000円前後かかります。

販売では、家庭用のものとして63000円くらいのものが流通しています[NEOS(ネオス)RO逆浸透膜浄水器 P-07CL]。ただし、かかるコストはこれだけではありません。半年から1年くらいで、4つほどの高性能フィルターを順次交換する必要があります。たとえば、それらのフィルターのうちの1つは20,000円前後します。ですので、購入前に年間のトータルの維持費を確認しておいた方がいいでしょう。

他のメーカーですと、逆浸透膜浄水器は家庭用で100,000〜200,000円くらいです。また、寺岡精工の業務用の装置ですと、安いものでも250万円くらいします。


【口コミ・評判】

RO方式浄水器は放射性ヨウ素等の除染に有効であるということで、ネット上の口コミ・評判は一致しています。しかし、ろ過した後、浄水器の中に放射能が濃縮されて危険なのでは?という声が聞かれます。ネット上の情報を収集した限りでは、コーウェイの浄水器については、こしとった汚れた水は絶えず外に排出しているようです。
ただ、あくまで私が調べたネット上の情報ですので、購入前に直接、あるいは代理店に問い合わせてみることをお勧めします。


【関連記事】

・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+jikopr/20110526/p1:title=【口コミ・評判】RO逆浸透膜浄水器(コーウェイ、マーフィード、寺岡精工)]