【地図】茶葉・放射能汚染地域マップ(神奈川県足柄市、小田原市)
【放射能汚染マップ(神奈川県の茶葉)】
(地図)
・20110311μSv/h : 「足柄茶」セシウム基準値超、計6市町村に 出荷自粛へ
神奈川県南足柄市の茶葉から基準を上回る放射性セシウムが検出されました。2011年5月、神奈川県は「足柄茶」を出荷しないよう市や農協)に伝えました。南足柄は福島原発から300キロも離れています。しかし、放射性物質が気流に乗って福島から神奈川県にまで運ばれました。チェルノブイリの事故のときにも、ヨーロッパや日本にも放射性物質が届きました。放射線は原発事故現場から離れているから安心とはなかなか言えないものなのですね。
小田原市の公式HPによれば、神奈川県が2011年5月9日に採取した南足柄市の茶葉を検査した結果、食品衛生法の基準値より高い放射性セシウムが検出されました。さらに、小田原市内から採取した茶葉のサンプルからも食品衛生法の暫定規制値以上の放射性セシウム780ベクレル/キログラム(基準値は500ベクレル/キログラム、放射性ヨウ素は不検出)が測定されたということです。
【足柄市、小田原市の茶葉は「刈り捨て」】
足柄茶の茶葉から規制値を超える放射性物質が検出されたことで、小田原市などの農家では、お茶の葉を捨てる「茶刈り捨て」が行われました。
【静岡県のお茶は大丈夫?】
神奈川県南足柄市産の茶葉から、暫定規制値を上回る放射性セシウムが検出されたことを受け、静岡県内の生産者や茶商などの茶関係者の動揺が収まらない。JA静岡中央会など業界団体は16日、県に安全宣言を出すよう要請した。風評被害を鎮めようと静岡市の田辺信宏市長が市産の茶を試飲して安全性をアピールしたほか、川勝平太知事は週内にも県産茶の安全宣言を発する予定で、首長らもPRに躍起だ。
・東日本大震災:足柄茶から放射性セシウム 静岡茶は大丈夫、知事が安全宣言へ /静岡 - 毎日jp(毎日新聞)より。
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