【地図】牧草放射能汚染地域マップ(千葉県、関東、東北地方)

【牧草放射能汚染マップ】

(地図)
asahi.com(朝日新聞社):写真・図版 - 社会

東京電力福島第一原発の事故を受け、放射能に汚染された牧草を早期に刈り取り、その後に生えてくる牧草を牛のえさにしたり、放牧に使ったりするよう指導する方針を、農林水産省が決めた。刈り取った草は、放射性物質の拡散を招く焼却や埋却を避け、まとめて牧場そばに保管するよう求める。

asahi.com朝日新聞社):汚染牧草、早期に刈り取り保管 農水省が指導方針 - 社会より。


【牧草汚染は8県】

朝日新聞によれば、牧草汚染が見つかったのは、岩手県宮城県福島県茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、埼玉県の8県。福島第一原発からの距離にするとゆうに200キロを超えます。


【放牧自粛の牛は70万頭】

読売新聞によれば、牧草の放射能汚染にともない、放牧が自粛となった牛は70万頭に上ります。福島原発事故の影響で規制値を超える放射性物質が相次いで検出されました。農林水産省は牛乳や牛肉の汚染を防ぐため、農家に対して当分の間、牛に牧草を食べさせないよう要請しました。

対象となる牛は70万頭。放射性物質を含む牧草の廃棄方法は決まっていません。飼料を買うことで、農家によっては1000万円以上のコスト増になるケースも出てきています。千葉県市原市では、2011年4月28日、牧草1キロ中、放射性セシウム1100ベクレルが検出されました。

(参考)
牧草の放射能汚染で放牧自粛の牛、70万頭に : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)


【農産物汚染は半径300キロ】

つい先日も神奈川県の足柄市や小田原市で茶葉の汚染が見つかりました。これらの情報を総合すると、福島原発から半径300キロ圏で農産物汚染が検出される結果となりました。食の安全をどう守っていくかが今後の課題になります。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+jikopr/20110525/p1:title=【地図まとめ】放射能汚染地域マップ(関東、東京都。米軍。福島原発)]