【無肥料】ハーモニック・トラストの評判・価格&放射能の対策

【無肥料の自然栽培野菜】

ハーモニック・トラストの自然栽培の野菜・お米・玄米はとてもユニーク。無農薬どころか、無肥料で野菜をつくっているというのです。「野菜も人間も、クスリ漬けではいけない」というのが代表である河名秀郎さんからの提言。手を加えない自然の状態から農作物をつくる、というのがハーモニックトラストの理念です。農薬と肥料がないわけですから、収穫までに手間ひまがかかります。その分、他の食材宅配サービスや、通販、ネットスーパーと比較して価格が高めです。

例えば、お試しセットの価格は次のような感じです。

・野菜セットS
 税込価格(上限) 3,150円
 自然栽培野菜 約8〜12品目

・野菜セットM
 税込価格(上限) 4,200円
 自然栽培野菜 約10〜15品目

Sより少ないSSというのもあり、そちらの値段は2200円。自然野菜の味については、ネット上のクチコミ・評判を見ると、結構よさそうです。


【経営者が個性的】

創業のきっかけは、経営者・河名さんのお姉さんが若くして病死してしまったことにあるそうです。苦しみながら死んでいく様子を間近に見て、長生きすることの重要性を痛感したといいます。河名さんは、「自然」を重視してます。その対極にあるのが「薬」「農薬」「肥料」。野菜だけでなく、人間にもこれは当てはまるということで、ご自身では薬を飲んでいないとのこと。徹底してますね。

このように、理念が前面に出た宅配であるために、「宗教っぽい」という口コミ・評価もあります。農薬や、肥料、添加物などのテーマを突き詰めると、環境問題や世界観、哲学につながっていきます。ですので、河名さんがどういう価値観でハーモニック・トラストを運営しているのか、その考えに触れておくと、よりよいと思います。

河名さんは、自然栽培を体験した後、1988年に自然野菜と自然食材のお店「ナチュラル・ハーモニー」をスタート。その後、2004年に自然栽培と天然菌だけを取り扱う個人宅配「ハーモニック・トラスト」立ち上げました。全国でセミナーを開催して、健康や病気に対する独特の考え方を広めています。著作には、 『ほんとの野菜は緑がうすい』(日本経済新聞出版社)、『野菜の裏側』(東洋経済新報社)があります。


セシウム放射能の測定】

三者機関を使って精密な検査を行い、結果の詳細をHPで公表しています。放射性セシウムなどの測定体制は、他の業者と比較して、徹底している方であると思います。食材は、茨城産、千葉産などの関東圏のほか、西日本(和歌山産、北海道産、鹿児島産など)も手がけています。


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