【入門!】ro水と放射能(ro膜とは?寺岡精工などの純水装置の原理)

【ro水って何なの?】

ro水とは、ro膜によってろ過した水。ro膜とは、海水を淡水に変える装置として知られています。ro膜(逆浸透膜)の穴はきわめて小さく、水以外の不純物をほとんど通しません。この原理・システムで、セシウムなどの放射能をろ過によって取り除くことができるのです。ですので、ro水は純水そのもの、あるいは、きわめて純粋に近い水、ということになります。

この純水製造システムについては、当ブログの次の記事でもご説明しています。よろしければ参考にしてください。

【まとめ】放射能を除去できる家庭用の浄水器(RO水、活性炭)

スーパーによく水の自動販売機が置いてありますね。たとえば、寺岡精工のエコア(ecoa)という浄水機がRO逆浸透膜浄水器です。福島原発放射能漏れ事故が起こってすぐ、第三者機関によって放射性物質の除去能力を証明しました。

寺岡精工、自社の逆浸透膜ろ過システムによる放射性物質の除去効果を確認 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

放射性物質を除去できる浄水器は、この逆浸透膜浄水器と、ポット型浄水器である東レトレビーノ(pt502vなど)があります。浄水ポットの場合、イオン交換樹脂方式のものが一定の効果があると評判になっています。ただ、放射能汚染の除去能力では逆浸透膜浄水器の方が一段上をいっています。


【家庭用のro水浄水器ってあるの?】

いちいちスーパーまで行って重い水を運ぶのが面倒な人には、家庭用のro浄水器がおすすめです。寺岡精工の業務用のRO浄水器の価格は250万円ほどと言われています。これだと手が届きませんね。でも、韓国のコーウェイという会社などは、最安値で5万円程度の家庭用のro装置を販売しています。レンタルですと、月々3500円から可能です。ちなみに、コーウェイも第三者機関による放射性セシウムなどの放射性物質除去実験に成功しています。

コーウェイ、家庭用RO浄水器フィルタで放射性ヨウ素/セシウムの除去を確認 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

コーウェは韓国1位のRO・逆浸透膜浄水器販売会社。それだけでなく、世界200万世帯以上で活用された実績があります。最近はK−POPの少女時代をCMに起用して話題を集めました。家庭用で格安のRO水浄水器がどんどん発売されていくといいですね。