【放射能 ニュース】福島原発の作業員が急性白血病で死亡

【ついに福島原発の作業員が急性白血病で死亡】

ついにきたか。そう思った人が多いのではないでしょうか。作業員が白血病で死亡しました。原発での作業との因果関係はない、というのは本当なのでしょうか。もし作業が原因だとしたら、本当に残念なことですね。

東京電力は(2011年8月)30日、福島第1原発で作業に携わっていた40代の男性作業員が急性白血病で死亡したと発表した。外部被ばく量が0.5ミリシーベルト、内部被ばく量は0ミリシーベルトで、松本純原子力・立地本部長代理は「医師の診断で、福島での作業との因果関係はない」と説明した。

・急性白血病:福島第1原発作業員が死亡 東電が発表 - 毎日jp(毎日新聞)より。


【注目のウォールストリートジャーナルの取材】

大半の日本のメディアからの突っ込んだ記事が見当たらない中、ウォールストリートジャーナル(WSJ)の取材は一歩突っ込んでいます。

WSJの記事によれば、この作業員は、働き始める前の健康診断では健康には問題がありませんでした。米原子力規制委員会によると、チェルノブイリ事故で被ばくし急性白血病を発症した作業員は、800〜1万6000ミリシーベルトを浴びているということです。チェルノブイリでは28人の作業員が被ばくによって3カ月以内に死亡。ただ気になるのは、東電側は、この作業員が建物の内側にいたのか外にいたのかは把握していない、ということです。

(WSJの記事)
福島第1原発作業員の白血病死、作業とは関係なし−東電 - Japan Real Time - jp.WSJ.com


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