【お米の放射能汚染】福島の新米から136ベクレル(セシウム,放射能)

【ついに100ベクレル超えの放射能米】

2011年度(平成23年度)の福島産の新米から、136ベクレルの放射能セシウムが検出されました。福島市で1キロ当たり136ベクレル、いわき市で1キロ当たり124ベクレルです。

福島県は(9月)16日、一般米を対象とする収穫前の放射性セシウム予備検査で、福島市大波(旧小国村)で取れたもち米1検体から1キロ当たり136ベクレル、いわき市久之浜(旧久之浜町)の1検体から同124ベクレルをそれぞれ検出したと発表した。いずれも国の暫定規制値(同500ベクレル)や、収穫後の本検査で地点数を増やす基準(同200ベクレル)を下回り、通常の本検査で問題がなければ出荷される。

放射性物質:もち米からセシウム 暫定規制値下回る 福島 - 毎日jp(毎日新聞)

国の暫定規制値は500ベクレル。ほどなくこのセシウム米は出荷され、店頭に並ぶことになります。


【500ベクレルに問題はないのか?】

中部大学の武田邦彦教授は、自身のサイトで次のように述べています。

野菜の基準値はウクライナ40、アメリカ170、日本セシウム500、ヨウ素2000で合計2500とこれもやはり日本が突出しています。

(中略)

もし政府が日本人の健康を考えたら、暫定基準値は10ベクレルになり、現在の50分の1から250分の1に下げなければなりません。

武田邦彦 (中部大学): 「暫定基準値」以下なら安全か?より。

武田教授に言わせれば、本来の基準値は1キロ10ベクレル、ということだそうです。これと比較して、かなり高い数値の福島の放射能汚染米が問題なく流通してしまうのは、残念なことだと思います。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+jikopr/20110910/p1:title=【セシウム27ベクレル】岩手、一関の新米の検査結果(米,放射能)]