【週刊文春】魚の放射能入門:高いお金を払って被曝するなかれ。

【3300円のヒラメ、103ベクレル】

週刊文春2011年10月27日号に「魚の放射能検査結果」が掲載されました。

興味深かったのは、高級魚である茨城産のヒラメから、1キロ当たり103ベクレルの放射性セシウムが検出されたことです。「高いお金を払って被ばく」という、残念な結果になりました。本来なら、たとえ1万円もらっても、100ベクレルの放射能など食べたくないと思うのですが。


【高い魚でも、高濃度の汚染がありうる】

今回の記事で感じたのは、たとえ高い食品でも、産地と種類によっては高濃度の汚染がありうる、ということです。傾向をしっかり把握しておかなければ、高いお金を払って、わざわざ被曝することになってしまいます。

ブログの記事で、「3月、東京から軽井沢に避難。調べたら、軽井沢の宿泊先の放射線量は東京の倍だった」というのを見ました。しっかり情報収集しないと、健康被害にあいかねないです。


週刊文春の海産物の放射能検査結果一覧】

比較的高めの数値が出た魚を抜粋すると、次の通りです。

・茨城産 ヒラメ     103ベクレル
・茨城産 スズキ     62ベクレル
・千葉産 カンパチ    50ベクレル
・茨城産 タイ      29ベクレル
常磐産 シラウオ    22ベクレル
・宮城産 生カツオ    20ベクレル

※数値は、1キロあたりのセシウム


週刊文春は、第三者検査をする前に自社でも検査しています。会議室で魚の検査をしていたところ、「臭い!」と苦情が来たそうです。スタッフの方、お疲れ様でした。


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