【4号機の倒壊・崩壊】福島原発、京大・小出先生がもっとも恐れていること
【4号機の倒壊・崩壊が、最悪のシナリオ】
原子力発電の専門家・京都大学の小出裕章教授がいま、もっとも恐れているのは、福島原発4号機の倒壊・崩壊。
2011年12月29日のテレビ朝日「モーニングバード」で、小出先生は次のように述べています。
玉川「4号機のプールの崩壊というのは、例えば新たな地震とかそういうふうなものでということですか?」
小出「はい。私が怖れているのは、”地震”ですし、多分東京電力もそれを怖れていて、4号機のプールが崩壊をしてしまうかもしれないということで、プール を支える柱とか壁とかの補強工事を、かなり長い時間をかけてやったと思います。プール自身が崩壊するようなことになれば、水はもちろん流れちゃうわけです し、燃料棒というものが空気中に剥き出しになりますので、そうなれば溶けてしまいます。」
玉川「使用済みだけど冷やさなきゃ、やっぱりそれでも溶けるんですね。溶けてしまえば・・」
小出「飛び出てきてしまいます。」
福島第一原発の四号機の燃料棒が溶け出してしまえば、打つ手がなくなってしまいます。放射性物質が大量に飛散すれば、原発作業員は避難せざるを得ません。作業員が避難してしまえば、1号機〜3号機の冷却もできなくなります。
そのあとは、人類が経験したことのない大惨事に。東京や埼玉の住民も、避難を考えなくてはならない事態になるかもしれない、と言われています。
【私たちは、どう備えるべきでしょうか】
根本的な対策は、きっと、海外や西日本に避難することなのでしょう。私は現在、群馬県に住んでいます。避難については、しばらく状況が許しそうにありません。
なので、日々の放射能対策にいそしんでいます。
食材は、大手宅配4社を活用。水はポット型浄水器を使い、部屋の中には空気清浄器を設置。外出の際にはマスクをしています。そして、北海道や西日本の食品が手に入りづらい場合には、サプリを飲んだりして日々を送っています。