【迷言】「震災がれき処理・受け入れが進まないのは、憲法9条のせい」(橋下徹市長)
橋下徹市長の迷言が、話題を集めています。
震災がれき処理・受け入れが進まないのは、憲法9条のせいだというのです。
問題の発言は、twitter上で行われました。
具体的な内容は、次のとおり。
世界では自らの命を落としてでも難題に立ち向かわなければならない事態が多数ある。しかし、日本では、震災直後にあれだけ「頑張ろう日本」「頑張ろう東北」「絆」と叫ばれていたのに、がれき処理になったら一斉に拒絶。全ては憲法9条が原因だと思っています。
以上、橋下徹・大阪市長のtwitterより。
(2012年2月24日)
https://twitter.com/#!/t_ishin/status/172897650386010112
橋下氏は、何が何でも震災瓦礫の受け入れを進めたいようです。
一方、原発の専門家である中部大学の武田邦彦教授は、ガレキの全国への拡散を厳しく批判。
次の6つの疑問に、国や自治体の首長は答えるべき、としています。
1) なぜ2300万トンの瓦礫の内、400万トンだけを広域処理をしなければならないのか。
2) 瓦礫の汚染度をどうやって特定するのか。
3) 瓦礫の基準がセシウムだけだが、ストロンチウムやプルトニウムの基準がない。
4) セシウムは「金属セシウム」の沸点が640℃程度。金属セシウムのガスについての説明がない。
5) 「危険か安全か」を議論するときには、「平均」を使うことはできない。
6) 原発事故で漏れた放射線量は政府発表でも80京ベクレル。日本全体にまかれたら日本人は日本列島に住むことはできない。
以上、武田先生のブログ:瓦礫問題を再び整理する・・・明らかにして欲しいこと より。
(2012年3月11日)
http://takedanet.com/2012/03/post_6946.html
個人的には、武田先生の主張の方が、説得力があるように思えてしまうのですが。
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