【放射能】静岡県島田市、震災ガレキ受け入れ・処理の意向を表明。

静岡県島田市は、岩手県の震災ガレキの受け入れ・処理の意向を正式に表明しました。

震災瓦礫の広域処理については、放射能による汚染を懸念する声も聞かれます。

NHKニュースによれば、ガレキ受け入れの表明は、東北地方以外では東京都に続き2例目。細野環境大臣は、「大きな一歩」と評価している、ということです。

以下、NHKニュースからの引用です。

島田市の桜井勝郎市長は、(3月)15日、がれきの受け入れが市議会で決議されたあと、市役所で記者会見し、「市議会でも自治会からも賛同が得られた。東北の痛みを少しでも分かち合いたい」と述べ、がれきの本格的な受け入れを正式に表明しました。

以上、NHKニュース:島田市 がれき受け入れを表明 より。
(2012年3月15日)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120315/t10013748881000.html

ガレキの全国拡散については、放射能の専門家・中部大学の武田邦彦教授教授は、厳しく批判をしています。
武田教授は、次の6つの疑問が解決できなければ、ガレキの拡散を行うべきではない、と訴えています。

1) なぜ2300万トンの瓦礫の内、400万トンだけを広域処理をしなければならないのか。

2) 瓦礫の汚染度をどうやって特定するのか。

3) 瓦礫の基準がセシウムだけだが、ストロンチウムプルトニウムの基準がない。

4) 「金属セシウム」の沸点は640℃。金属セシウムのガスについての説明がない。

5) 「危険か安全か」を議論するときには、「平均」を使うことはできない。

6) 原発事故で漏れた放射線量は80京ベクレル。これが日本全体にまかれたら、日本列島に住めなくなる。

以上、武田先生のブログ:瓦礫問題を再び整理する・・・明らかにして欲しいこと より。
(2012年3月11日)
http://takedanet.com/2012/03/post_6946.html


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+jikopr/20120315/p1:title=【福島】2号機に1日いたら、半数の人間が死亡するかもしれないことが判明。]