【経済】韓国国債の暴落・デフォルトの可能性はあるの?(2012年)
【「韓国国債デフォルト」はあるの?】
日韓通貨スワップ協定と韓国国債購入。
民主党政権は、この1年で、スワップ協定だけでも、5兆円規模の支援策を打ち出しました。
なぜなのでしょうか。
もし韓国経済が安定しているのであれば、巨額の通貨スワップも大量の韓国国債の購入も、必要ないものに思えます。ということは、この巨額の資金、どうしても韓国が必要だということなのでしょうか?
結論から言えば、やはり、両者がなければ「かなりの打撃になる」ということのようです。
なぜなら、韓国には外貨準備が十分にはなく、輸出がうまくいかなくなれば、急激に経済が悪化。ウォン暴落の危機に陥る可能性があるからです。そして、その輸出は、2012年7月、前年同月に比べて8・8%減になってしまいました。
先の記事でも触れましたが、韓国の対外債務(外国への借金)は、2011年約4千億ドル(日本円で約32兆円)。韓国の国家予算(日本円換算で約22兆円)を上回ると言います。
詳しくは、当ブログの次の記事をご覧ください。
・【韓国経済の実態】最大の問題は、「通貨危機時をしのぐ負債」(2012)
やはり、不況が長引けば長引くほど、他国からの支援がない場合、ウォン暴落・通貨危機の可能性は高まりそうです。ウォンが暴落すれば、ウォン建ての国債価格も、連動して暴落します。債務のデフォルト(借金の一部、あるいはすべてが返せない状態)とまではいかなくても、それに近い状態に陥ることは、考え得るように思います。
【関連記事】
・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+jikopr/20120821/p3:title=韓国ウォン、暴落の可能性は?国債購入、日韓通貨スワップ協定見直しも]