必勝!英語の塾講師求人(正社員、アルバイト)で成功するための必須ポイント
英語の塾講師求人(正社員、アルバイト)で成功するために、知っておくとグンと有利になる基本事項があります。
私は、学生時代から予備校の講師をはじめ、社会人になってからはZ会で働いたり、個別塾の塾長を経験しました。塾講師の採用面接を受けたり、逆に採用する立場で働いたりもした体験を踏まえて、英語講師として成功するための必須ポイントをメモに残しておきたいと思います。
■もっとも重要なのは、実績
ご存じのように、少子化で生徒数が激減。どの学習塾、予備校、英会話スクールも、生き残りに必死です。
なので、採用においてもっとも重視されるのは、「即戦力」。ズバリ、成績アップ実績や、志望校合格実績、英検合格実績になります。とくに成績アップは、塾の生き残りの生命線。通常、入塾に際しては、春期講習や定期テスト前講座で体験入学して、成績が伸びたかどうかが決め手になることが多いのです。
講師としての実績がない場合は、多少条件が悪くても、まずは、実績があげられそうな塾で、時間講師や非常勤講師のアルバイトしておくことをオススメします。そこで1人でも2人でも成績を伸ばし、合格させられれば、次の求人募集の際に、きわめて有利に選考を進めることができるからです。
実績をつくるために、進んで残業し、生徒に熱意をもって接することです。時間をかけ、熱意をもって接すれば、生徒の成績は上がり、志望校に合格させるケースを必ず増やすことができます。
■入試研究は怠りなく
塾や予備校講師募集の選考の際には、筆記試験が課されるのが普通です。試験問題は、たいてい難関大学や高校の入試問題であることが多いです。
受験からしばらく離れていた場合には、すぐにはカンは戻りません。集中して受験勉強の復習をしておくことが大事です。最近の傾向としては、個別指導学習塾が増え、複数科目を教えられる先生が重宝される傾向にあります。なので、英語だけでなく、高校受験なら5教科すべてを復習しておきたいところです。
とくに需要のあるのは、英語と数学の2教科になります。
私自身、個別塾では、小中学生は5教科、高校・浪人生には文系3教科を教えていました。科目数が多いと、他の先生が休んだとき、ひんぱんに声をかけてもらえるので、収入を増やすことができます。
■塾運営の事務作業を進んで手伝う
塾経営は、ビジネスとしては厳しい状況のため、英語が教えられるだけでは、なかなか年収を上げることはできません。
給料を上げたければ、事務側の仕事を進んで手伝うことです。採用側に「正社員・教室長候補」と認めてもらえれば、収入をどんどん上げることが可能になります。これは実際に塾長をしてみての感想なのですが、「教科を教えることしかできない先生」がとても多いのです。本来なら、保護者面談にも同席して、親の相談も受けてもらいたいのですが、苦手な講師がほとんど。この状況は逆にチャンスです。教室長と相談して積極的に保護者面談にもチャレンジして、スキルを磨くことをおすすめします。
面談のチカラを上げるためには、普段の授業をビデオ撮りして、後で再生チェックすることが役立ちます。自分の表情や話し方をきちんとチェックし、表現力を向上させます。面談についても、教室長などに保護者役をしてもらい、ビデオ撮りしてチェックするのが効果的です。
■生徒を増やせる講師になる
経営側がもっとも望んでいるのは、生徒を増やし、塾や予備校の売り上げ・利益を増やすこと。ここで貢献できれば、年収をどんどんアップさせていくことが可能になります。なので、自ら志願して、小中高校の校門前でのチラシ配りなどにも参加したいところ。
さらに、ホームページ(ブログ)、twitter、facebookの基本をおさえましょう。この3つが使いこなせれば、新規入塾の生徒を集める強力な武器を手にすることができるからです。ここ数年、インターネット経由での入会が増えています。
■求人媒体の使い方
雇用環境が厳しいですので、複数の求人サイトに登録し、チャンス情報を逃がさないようにします。
まず、基本はリクナビネクストとマイナビ転職。
ともに全国区なので、47都道府県の求人を探すことができます。
・北海道:北海道
・東北 :青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
・関東 :茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
・北陸 :新潟県、富山県、石川県、福井県
・中部 :山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
・近畿 :滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
・中国 :鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
・四国 :徳島県、香川県、愛媛県、高知県
・九州 :福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県
・沖縄 :沖縄県
これだけ都道府県がありますので、場所にこだわらなければ、英語講師の求人はたくさんあります。リクナビとマイナビについては、掲載料が高いためか、成長中で、条件・待遇のいい求人が出ています。ただ、給料等の条件がいい分、年齢制限などの条件が厳しく、競争倍率も高いです。そのため、リクナビとマイナビだけの登録ですと、選考に落ち続けてしまう人が結構います。
ですので、マイナーな就活・転職サイトも積極的に使っていきましょう。
地方の媒体については、たとえば群馬であれば、求人ジャーナルとか、リクルートのはたらいくがメジャーです。さらに、ハローワーク(職安)も活用しましょう。ハローワークは、掲載料が無料であるため、講師募集の件数も多いのです。ハローワークは、条件はあまりよくありませんが、年齢制限などの条件がゆるく、求人数が多いので、活用することをオススメします。
以上、大事だと思うポイントです。千里の道も一歩から。重要なスキルを1つ1つ身につけて、小さな成功を積み重ねていってくださいね。