【韓国経済危機】家計の信用リスク、「9年ぶり最悪」(2012年10月)

【韓国経済危機:家計の信用リスク、「9年ぶり最悪」】

2012年10月〜12月、韓国の家計の信用リスクが、2008年の世界同時不況時より高くなるという見通しが出たというのです。

東亞日報によれば、家計信用リスク指数は、大量の信用不良者(債務不履行者)を量産したクレジットカード事態が発生した2003年の第3四半期に「44」の最高値を記録。2012年の第4四半期の指数は「38」で、それ以来高い水準だと言います。

38というのは、韓国の銀行の融資担当者の38%が、状況の悪化を予想していることを示すものだそうです。

(ソース)
東亞日報:家計の信用リスク「9年ぶり最悪」の見通し
 (2012年10月5日)
 http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2012100538798

クレジットカードの利用や住宅ローンなどで、韓国の庶民は借金漬け。世界的な不況が長引き、破産する庶民が増加していると言います。

サムスンなど、一部の財閥企業は絶好調ですが、他の企業や個人の多くは、危機的な経済状況だと思われます。


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