【韓国経済危機情報】現代自動車、拡大路線に暗雲（2012年11月）

【韓国経済危機情報：現代自動車、拡大路線に暗雲】

「2000年以降、燃費の訂正を求めたケースは2件あったが、今回のように大規模な事例は初めて」。
米環境保護局（EPA）は、韓国・現代自動車と傘下の起亜自動車が燃費性能を過大に表示していた問題で、こうコメントしたと言います。

日経ビジネスは、この事件について、「米国市場での信頼低下は免れないだろう」と予測しています。

（ソース）
・日経ビジネス：現代自、拡大路線に暗雲
　（２０１２年１１月２２日）
　http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20121120/239629/?rt=nocnt

現代自動車は、サムスン電子とともに、「韓国経済の２トップ」とも言える存在です。韓国では、財閥企業がシェアのほとんどを占め、中でも現代自動車とサムスン電子のシェアが突出しています。

過去の記事で触れましたが、サムスンの方は、いまのところは絶好調。株価は過去最高値を更新しました。

ただ、サムスンは、米国で、アップルとの裁判をかかえています。判決によっては、巨額の賠償金を請求されるおそれがあります。

もしサムスンも苦境におちいれば、韓国経済危機は、一気に深刻な状況になりかねません。