【韓国経済危機】韓国株のバブル崩壊がはじまった?

■韓国株のバブル崩壊がはじまった?

韓国では、個人投資家らによる大量の株式取引件数が、年初の約半分に急減したそうです。

韓国銀行(中央銀行)などによると、2012年10月、有価証券市場個人投資家による1億ウォン(約760万円)以上の大量取引件数は1万8243件。この数字は、2012年2月に記録した年中最高(4万3828件)の41.6%にすぎないと言います。

(ソース)
聯合ニュース:韓国株式市場 個人投資家離れ進む=大量取引が半減
 (2012年11月26日)

過去の記事で触れましたが、毎年100万口座以上増えてきた韓国の株式取引の活動口座は、2012年は24万増に減少。さらに、外国人投資家は、2012年11月は、11月16日までで、8681億ウォンの売り越しと集計されました。

【韓国経済危機】韓国株投資が低調(2012年11月)


■2013年も株価低迷

2013年に入ってからも韓国株は低迷しています。

6月20日の韓国株式市場で韓国総合指数(KOSPI)は大幅続落。午後に入って一段と下げ幅を広げ、前日比43・9ポイント(2・3%)安の1844・41まで下げました。

(ソース)
日経新聞:韓国株が大幅安、一時10カ月半ぶり安値 サムスン電3%安、ウォンも安い
 (2013年6月20日)
 http://www.nikkei.com/markets/kaigai/asia.aspx?g=DGXNASFL200M7_20062013000000


ゴールドマン・サックス資産運用部門も撤退

ゴールドマンサックスの資産運用事業も韓国撤退を表明しています。さらに、ドイツ銀行やフィデリティ・インベストメンツ、INGグループも、韓国の資産運用事業の一部売却を検討しているとされています。

ゴールドマンの広報担当者は「韓国市場での資産運用ビジネスはわれわれの期待に及ばなかった」と述べているということです。

【韓国経済の実態】外資系企業が撤退している3つの理由(2013年)

韓国株の雲行きが、あやしくなってきたように感じます。

(2013年6月30日更新)