【韓国経済危機】ウォンが一時15カ月ぶり高値(2012年12月)

【韓国経済危機:ウォンが一時15カ月ぶり高値】

ウォンの対ドル相場は、12月13日、一時、2011年9月以来の高値水準である1071.0ウォンをつけました。

米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和策の強化を決めたことを背景に、韓国ウォンをはじめ、大半の新興アジア通貨が上昇した形です。

(ソース)
・ロイター:アジア通貨動向(13日)=大半が上昇、ウォンは一時15カ月ぶり高値
 (2012年12月13日)
 http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK057369120121213

過去の記事で触れましたが、円の下落は対ドルよりも対ウォンで著しく、年初来で約13%に達しています。加えて、ウォン高・円安を加速させる要素が存在します。

【為替レート】ウォン高・円安で日本に追い風(2012年12月)

韓国経済にとっては、輸出が採算割れになるリスクだけでなく、ライバルである日本企業に苦戦する展開にもなり得ます。

2013年は、韓国経済危機がいっそう深刻になるように感じます。