【韓国経済危機】設備投資 振るわず(2012年)

【韓国経済危機:設備投資 振るわず】

韓国の2012年11月の設備投資は、前月より0.3%減、前年同月比では9・3%減となりました。

また、国内機械受注は、公共部門(77.7%減)の不振が響き、前年同月比27・5%減少。建設受注は再開発住宅などが減少し、前年同月より17.4%減っています。

(ソース)
聯合ニュース:韓国の鉱工業生産 3カ月連続上昇=投資は振るわず
 (2012年12月28日)
 http://japanese.joins.com/article/712/165712.html?servcode=300§code=300

韓国企業の多くは、手元のキャッシュが減少。キャッシュがなくなれば、即経営破綻を意味します。そのため、設備投資を自重し、手元現金の確保に必死だと言われています。

「来年は投資氷河期になる」。中央日報が30大企業グループを調査したところ、2013年は、こんな見通しになるのだそうです。投資を増やすと答えたのは6グループのみ。8グループが投資を減らし、残り16グループは今年とほぼ同じ。さらに22グループが新規事業投資計画がないと答えています。

【韓国経済危機】2013年は「投資氷河期」に(2012年12月)

設備投資を控えると、現金は減りませんが、革新的な製品を生み出したり、経営を効率化することが難しくなります。その先には経済の先細りがあるわけで、問題視する韓国メディアも出てきています。