「韓国経済に回復の兆し」=英HSBCエコノミスト(2013年1月)

【「韓国経済に回復の兆し」=英HSBCエコノミスト

「韓国経済が回復の兆しを見せている」。
英金融大手HSBCのアジア担当エコノミストがこんな診断をしたと言います。根拠としては、2012年12月の韓国製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.1と同5月以来の高水準を記録したことを挙げているそうです。

(ソース)
聯合ニュース:「韓国経済に回復の兆し」=英HSBCエコノミスト
 (2013年1月2日)
 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2013/01/02/0200000000AJP20130102002700882.HTML

その一方で、現在、円安ウォン高が急激に進行中。韓国ウォンは、2012年12月28日、1ドル=1070.6ウォンで取引を終え、2011年末の終値(1151.80ウォン)に比べ7%以上の上昇。そして、日本円は11.7%の値下がりで下落率2番目となりました。

【円安ウォン高】韓国ウォンの対ドル上昇率、世界5位。日本円は下落率2位

韓国経済は、輸出に大きく依存しています。ウォン高でかなり厳しい状況ですが、さらに、円安で日本企業の好調が予測されます。欧州危機はまだまだ収束しませんので、韓国経済が浮上するには、いましばらく時間がかかるのではないでしょうか。