【まとめ】 介護福祉士試験で「実技免除」になる3つの方法

ご存じのように介護福祉士試験には、筆記試験と実技試験があります。実技試験については、次の3つの場合、免除されます。

・介護技術講習会を受講する
介護福祉士実務者研修を受講する
・専門学校や大学等に通う(2年以上)


■介護技術講習会

平成17年度から介護技術講習制度が導入され、同講習の修了認定者については実技試験が免除されます。ただし、介護資格制度の変更にともない、実技免除になるのは2015年1月の試験までです。

介護技術講習は、(1)介護過程の展開、(2)コミュニケーション技術、(3)移動の介護等、(4)排泄の介護、(5)衣服の着脱の介護、(6)食事の介護、(7)入浴の介護等、(8)総合評価の8項目、合計32時間。この32時間を4日間(8時間×4日)で行うのが一般的です。

(参考)
介護技術講習会


介護福祉士実務者研修

実務経験を3年積んで介護福祉士試験を受験する場合、実務者研修を受験することでも、介護福祉士試験の実技試験が免除になります。実務経験ルートの場合、2016年1月の試験から、実務者研修の修了が義務付けられます。

実務者研修は、450時間分の授業を6か月ほどかけて消化。授業の中で行われる実技試験に合格すれば資格取得ができます。ヘルパー2級や初任者研修を修了している場合、授業時間が短縮されて320時間になります。

実務者研修については、次のサイトの記事が参考になります。

(参考)
日本ホームヘルパー協会:訪問介護員の養成と現任者のスキルアップ


■疑問解消にはYahoo!知恵袋

介護福祉士試験の実技試験免除についてのちょっとした疑問を解消するには、Yahoo!知恵袋が役に立ちます。

Yahoo!知恵袋
「介護福祉士 実技 免除」の検索結果

2013年から介護資格制度が大きく変わりました。ですので、2013年以降の投稿を参考にするとよいと思います。


【関連記事】

・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+jikopr/20120525/p1:title=介護福祉士になるには?厚労省、2013年度から資格制度を変更]