【まとめ】放射能・ホットスポット(宮城、栃木、新潟県etc)
【宮城県、新潟県、栃木県にも放射能ホットスポットの可能性】 *2011年8月16日更新版。
(地図)
・雨どい放射能マップ - Google マップ(群馬大学・早川由紀夫教授)
群馬大学の早川由紀夫教授が「雨どい放射能マップ」を紹介しています。この地図によれば、神奈川、宮城、新潟にも放射線量の高いホットスポットが存在する可能性があります。ちなみに、あまどいで計測したとされる放射線量の測定値は以下の通りです。
※単位はマイクロシーベルト毎時。
・栃木県那須塩原市 9
・栃木県大田原市 1.3
・新潟 0.724
・宮城県仙台市 1.804
一般人の年間許容放射線量1ミリシーベルト(1000マイクロシーベルト)を時間に換算すると0.114マイクロシーベルト。この数字と比較すると、上記の数字がいかに高いかがわかります。もちろん、「雨どい」という限られた場所のことですから、気にしすぎる必要はありません。しかし、栃木、新潟、宮城県の人も、全体の放射線量が低いからといって油断せず、マメに掃除したり、子供が放射線量の高い場所に近づかないようにする必要はあるかもしれません。
なお、宮城県の新米の放射能の検査は登米市で最高1キロ当たり11.6ベクレルでした。
【ホットスポットは関東全域に】
(地図)
・福島ならびに近県の放射線量マップ
上記のリンク先の放射能汚染地域マップは、現在もっとも流通していると思われる早川教授らのホットスポット・マップの元になったものです。管理人nniさんが、有志や地方自治体による放射線量測定結果を6000件以上マッピングしています(2011年6月12日現在)。
上記の地図を参考にしたり、自治体や有志の計測結果を参考にすると、次のような場所が放射線量ホットスポットになっている可能性があります。なお、放射能ホットスポットとは、1時間当たりの放射能・放射線量が0.4マイクロシーベルト以上の場所が点在する地域を指すことが多いようです。
・(千葉県) 松戸市、流山市、柏市、我孫子市、八千代市、印西市
・(東京都) 葛飾区
・(茨城県) 取手市、守谷市、阿見町、龍ケ崎市、牛久市、美浦村、土浦市、つくば市
上記リンク先の詳細地図(データが重い)の知りたいポイントにカーソルをあわせると、当該地点の1時間あたりの放射線量が画面に表示されます。
放射線ホットスポットの調査はまだまだ始まったばかり。nniさん自身が放射能汚染地図に注をつけていますが、現状の放射能汚染マップは参考程度のものと考えた方がいいでしょう。まだまだ数値が出そろっていませんし、有志の計測の中には不正確なものがある可能性があります。政府や、自治体、政党などが正確な計測を速やかに行い、情報を共有する必要があるように思われます。
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