ホットスポットの放射線量(東京都)と放射能の除去・対策
【東京都内の放射線量一覧】
東京の放射線量で1時間当たり0.2マイクロシーベルトを超える地域は次の通りです。葛飾区、江東区、足立区で高めの数値が出ています。ネット上では1時間あたり0.4マイクロシーベルトを超える地域を放射能・ホットスポットと呼ぶことが多くなっています。
・葛飾区
水元公園 0.275〜0.618
金町浄水場 0.283〜0.300
・江東区
住吉2丁目 0.134〜0.233
亀戸8丁目 0.132〜0.261
・足立区
千住曙橋 0.155〜0.223
綾瀬 0.181〜0.366
東綾瀬 0.122〜0.238
・墨田区
錦糸4丁目 0.144〜0.220
・江戸川区
上篠崎4丁目 0.247〜0.254
詳しくは当ブログの次の記事で整理していますので参考にしてください。
・【まとめ】ホットスポット(東京の放射線量、放射能の分布マップ)
【放射能汚染対策】
放射線の年間許容限度量は法律で1ミリシーベルト以内と決められています。ですので、自然放射を除いた値が1ミリシーベルトを超える地域については、放射能除去により、法律の規制基準に近づけて行く努力が必要です。
水の集まる場所や緑地・公園の測定値が高くなっています。中でも、雨どいの下の放射線量がはねあがる傾向があります。たとえ放射線量の低いとされる地域でも油断はできません。屋根は放射性物質が降り積もる場所。そのため、雨どいの水が集まる地面にはこれまで降り注いだ放射性物質が集中しています。まめに放射能測定器で放射線量を計測し、高くなってきたら土壌の除去を行う必要があります。
また、放射線の被曝は外部被曝だけではありません。飲み水や食品、大気の汚染も最小限にすることが大切です。水道水についてはRO逆浸透膜浄水器が効果的です。この方式の浄水器であれば、放射性物質の大半を除去できると言われています。また、大気中の放射性物質は、マスクをしたり、空気清浄器を設置することである程度の除去が可能です。空気清浄機は、HEPAフィルター搭載のものがよいとされます。このフィルターは、韓国の原子力発電所などで活用されているそうです。HEPAフィルター式の清浄器を扱っているところとしては韓国のコーウェイ社などがあります。