対策!放射能汚染・内部被曝(食品・野菜の計算。東都生協の測定値)

内部被曝の計算の重要性】

被曝は外部被曝だけではありません。内部被曝外部被曝合わせて何シーベルト被曝したのかが今後の健康に響いてきます。内部被曝とは、呼吸や、水・食品・食べ物の摂取などによる被ばくを指します。


【WHO基準値】

飲料水のWHOの規制値は10ベクレル。日本はその数十倍まで大丈夫と言っています。本当に大丈夫なのでしょうか?


【野菜の放射能汚染は20ベクレルまで】

中部大学の武田邦彦教授は、野菜の汚染は20ベクレルまで、と提唱しています。武田教授のお勧めは、北海道産や九州産の農産物です。

武田邦彦 (中部大学): 連休明けの生活(7) 食材をどう選ぶか?

一方、政府の暫定基準では、放射性ヨウ素が2000ベクレル、セシウムが500ベクレルです。どちらを信じるべきなのでしょうか?


【積算値50ミリシーベルトで労災認定】

過去の判例をひもとくと、原発作業員で、被ばくの累積値50ミリシーベルトで労災認定された人がいるというのです。

白井市議会議員 天下井さとし 公式ウェブサイト: 子どもの許被量20ミリシーベルトを変えろ!より。

こうした例に接すると、生涯の被爆は50ミリシーベルト以内に抑えたいと痛切に思います。自分がガンにかかったとき、それを福島原発のせいにしたくはありません。生涯で50ミリという目標設定をするならば、年間の放射線被ばくの許容限度は、やはり1ミリシーベルトにしたいところです。そのためには武田教授のアドバイスにしたがうのがよいように思います。


【東都生協の残留放射能検査】

週刊誌・サンデー毎日7月17日号(p.20)生協の独自測定結果が掲載されました。
抜粋すると次のような数値が並んでいます。

・桃 福島県産 71.6
さくらんぼ 山形県産 21.4
・原木栽培生しいたけ 茨城県産 139
・梅 宮城県産 31.4
・牛肉 千葉県産 1.9
・豚肉 千葉、群馬、埼玉県産 1.7
びわ 千葉県産 20.3
狭山茶(入れたお茶) 埼玉県産 41.1
・梅 神奈川県産 10.3
静岡茶生茶葉) 静岡県産 73.2

※単位は1キロ当たり。ベクレル。セシウム134と137の合計値。

なお、東都生協の測定結果はHPで確認することができます。