【放射能汚染地図】食品(魚、海産物)のセシウム・放射能汚染マップ
(地図)
・海洋・海産物・放射能汚染マップ(週刊現代)
上記の放射能汚染地図は、福島県を中心とした海産物(ワカメ、貝、シラス、魚など)の汚染状況についてのセシウム汚染マップ(セシウム汚染地図)です。
しかし、放射能による海洋汚染は福島にとどまりません。海産物については、東日本の太平洋側の県は、ほぼ全滅状態なのです。
また、文部科学省が作成した海底のセシウム汚染マップによれば、岩手県から茨城県まで、広範囲にわたる放射能汚染が確認されました。
(地図)
・宮城県・福島県・茨城県沖における海域モニタリング(海底土)結果(文科省)
【セシウム汚染地図】
以下は、文部科学省が中心となって作成した陸地部のセシウム汚染図です。
(地図・最新)
・汚染マップ(文科省)
*岩手県、静岡県、長野県、山梨県、岐阜県、富山県。
(地図・高画質)
・放射線量等分布マップ 拡大サイト(文部科学省)
(地図・広域)
・広域・セシウム汚染図(文部科学省と米軍等による)
栃木県については、汚染濃度が上方修正されています。
(地図・栃木)
・栃木・セシウム汚染図(文部科学省)
最新版は、新潟県のものです。
(地図・新潟)
・新潟・セシウム汚染図(文部科学省)
100品目中3割が放射能汚染。女性セブンの独自調査結果では、残念な数値が並んでいます。放射能汚染濃度が高かったのは次の海産物です。
・かわはぎ干物 千葉県産 217
・ぶり 岩手県産 31
・いか 茨城県産 27
・あじ 千葉県産 27
・かれい 茨城県産 19
※数値は1キロ当たりの放射性セシウム。単位はベクレル。
セシウム汚染魚肉が見つかったのは、上記の県だけではありません、青森、宮城、神奈川、静岡でも、放射能汚染された海産物が発見されています。
政府の暫定規制値はセシウムで500ベクレル。しかし、この暫定基準というのはどうも信じられません。中部大学の武田邦彦教授は、10〜20ベクレルまでなら安心、というアドバイスをしています。
【危険な魚・海産物は干物系、海底系、食物連鎖系】
女性セブンによれば、危険度が高いのは、まず干もの。水分が抜けることで放射性物質が濃縮されてしまい、汚染度が高くなるといいます。次に、海底に生息する海産物。セシウムは泥や土に吸着しやすい性質があります。そのため、海底付近を行動範囲としている魚や海産物の汚染度が高くなりやすいのです。そして食物連鎖。ブリのように、食物連鎖上位にある魚の汚染度が高くなりやすいです。
【放射能測定値をまめにチェック】
食材宅配のオイシックスや、大地を守る会、らでぃっしゅぼーや、生協パルシステム、コープデリなどは、独自に商品の放射能汚染を測定しています。結果はHP上に掲載されていますので、まめにチェックするとよいでしょう。海産物や農産物の種類によって、放射能汚染を受けやすい食品というのが存在します。食べ物別の放射の汚染度を把握しながら食材選びをすれば、内部被曝を最小限に抑えることが可能です。
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