【セシウム汚染マップ】土壌のセシウム汚染地図(放射能汚染マップ)

【関東・セシウム汚染地図】

(地図)
放射能汚染マップ(筑波大学によるセシウム・土壌・放射能汚染地図)

上のセシウム汚染マップは、筑波大学によって作成されてものです。福島県以外でも、茨城県や千葉県、そして栃木県の一部でセシウム汚染が深刻な場所が存在していることがわかります。

茨城・南部や千葉・北部、そして栃木・北部のセシウム汚染・ホットスポットでは、放射能管理区域並の放射能汚染度であると言われています。放射能管理区域とは、病院のCT室など、放射線による被ばくの恐れのある場所のことです。筑波大学によれば、該当地域の汚染度は、1平方メートル当たり40000ベクレルであるということです。また、栃木県の北部においては、さらに深刻な汚染地域が存在しているようです。


福島県セシウム汚染地図】

(地図)
福島県・セシウム汚染マップ(文部科学省とアメリカ・エネルギー省・米軍が合同で作成)

上の地図は、文科省と米国エネルギー省の合同でつくられました。調査は地上ではなく、上空からの測定になります。地図中で水色の地帯には、チェルノブイリ事故では強制移住となったレベルの放射能汚染地域が含まれているといいます。福島県内の土壌汚染は極めて深刻。福島市二本松市郡山市については、本来は避難するのが適切な地域なのではないか、という意見があります。


放射性セシウム137の半減期は30年】

セシウム汚染マップは、セシウム137の半減期が30年であるということから重い意味を持ちます。速やかに除染や表土の除去などが行われるべきです。しかし、学校など以外では放射能除去作業が遅々として進んでいません。今後、放射能汚染地域でつくられた農作物の汚染などによって、大きな問題が引き起こされることが予測されます。


【関連記事】

・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+jikopr/20110711/p1:title=対策!放射能汚染・内部被曝(食品・野菜の計算。東都生協の測定値)]