【評判】Oisix(おいしっくす)の価格(食材、お米の宅配・通販)
【食材宅配サービス、ランキング1位】
Oisixは、食品宅配の最大手として知られています。芸能人など、有名人もおいしっくすのサービスを利用しています。福島原発事故の放射能漏れで注目を集め、注文が殺到しているということです。
人気の理由は2つ。放射能汚染検査をしていること、そして、産地が選べることです。子供がいるユーザー向けのサービスなら、両方のニーズを満たしています。
有機野菜などの宅配の大手には、他には、らでぃっしゅぼーや、生協パルシステム、大地を守る会(大地宅配)などがあります。いずれも放射性セシウムなどの放射能汚染測定をしており、産地指定ができるため、登録する人が増えています。また、西日本産などの食材が買えるネット・スーパーも人気です。
【九州産、西日本産、北海道産が選べる】
「産地を選べる」ということですと、オイシックスが他の宅配を一歩リードしています。らでぃっしゅぼーやは会員登録制で、産地選びがしにくいのが実情です。最近「産地限定ぱれっと」というサービスができたのですが、これ、抽選のようです。全員には活用できないのが残念なところ。ただし、会員にならず、ネット通販で注文するだけなら、産地を選ぶことができるようです。pal systemも産地は選べるのですが、手間が結構かかるようです。大地を守る会も、産地指定自体はできるようです。
【価格は最高値】
4つの大手の中でも、価格ではもっとも高いというのがもっぱらの口コミ・評判です。次のサイトで、キャベツ1個の価格を比較してくれています。
・オイシックス 313円
・らでぃっしゅ 295円
・大地を守る会 238円
・パルシステム 186円
西日本の食材が手に入るとはいえ、なかなかの値段ですね(汗)
【放射能汚染対策は、これから】
これはオイシックスだけでなく、食材宅配サービスすべてに言えることですが、もともと食品宅配は放射能汚染対策のためにできたものではありません。無農薬・有機野菜といった農産物・食べ物がウリで成長してきました。ですので、東日本にも契約農家がたくさん存在しています。会社としては、東日本や関東の農家を守ることも大事なようで、当初、政府の暫定規制値以内であれば売っていこうという姿勢が強く見受けられました。
セシウム牛肉騒動が起こり、消費者の目も厳しくなってきたことから、7月になってようやく食品ネット通販のお店の企業姿勢が変わってきました。放射能測定検査を行い、自主的に基準値を定め、牛乳、牛肉、豚肉、野菜、卵、果物などの産地が選べるようにしよう、という動きが出てきたのです。セシウム汚染対策は、7月以降、本格化していくだろうと思います。
【お試しサービスからスタート】
とはいえ、スーパーについては地産地消が基本。なかなかこの鉄則が崩れません。それを考えれば、宅配やネット通販の方がダンゼンましです。ですが、食材宅配は、まだまだ発展途上。ですので、まずはお試しで数社試し、消費者の安全に対する姿勢が信用できそうなところを残していくのがいいのではないかと思います。
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