【落とし穴】お米の放射能検査(新米・コメの放射能 検査)
【499ベクレルなら合格?】 *9月23日更新版。
お米の検査は2段階に分けて入念に行われるといいます。
だとすれば、それで安心なのでしょうか。
コメの検査については、農水省のHPが参考になります。
・農林水産省/農産物に含まれる放射性セシウム濃度の検査結果(随時更新)
行政が行う調査は、1キロ1000ベクレル以上の土壌の市町村で行われる予定だといいます。心配なのは、行政が1キロ1000ベクレルの地域を正確に、すべて把握しているのかどうか。もし把握できていなければ、放射能汚染米がどんどん流通してしまうのではないでしょうか。
さらに決定的なのは、たとえ入念な測定が行われても、放射性セシウム汚染499ベクレルの新米は、堂々と合格してしまうことです。
【「不検出」なら安心?】
「不検出」と「0ベクレル」は、必ずしも同じではありません。たとえば、千葉県と茨城県。検出限界(定量下限)は40ベクレル。つまり、20ベクレル、30ベクレルの新米も「不検出」となってしまいます。
【放射能検査のまとめ】
当ブログでは、次の記事でここまでの放射線検査結果を整理しています。
・【米】福島 二本松市の新米から500ベクレル(放射能 検査結果)
【米は、しっかり検査しているところで買う】
行政の検査に頼らない場合には、民間できちんと検査、公表しているところで買う、というのがいいように思います。たとえば、東都生協。お米や野菜、肉などを専用の測定器で計測し、小数点第一位まで数値をHP上で公表しています。東都生協が扱う食材は、関東地方のものが多いです。しかし、きちんと検査して公表している、というのは安心感があります。東都生協で買い物しないにしても、どの都道府県の食材がどれくらいセシウム汚染されているのかがわかります。秋以降、新米が出回るようになったら、HP上でまめにチェックすると、参考になりそうです。
また、食材宅配や通販でも、きちんと数値を公表しているところがあります。おいしっくす、らでぃっしゅぼーや、パルシステム、ハーモニックトラスト、などです。個人的には、西日本産や九州産のお米が買えて、しかもきちんと検査してくれているところが魅力的だと感じます。