究極の保存方法、ネルパックとは?(お米の備蓄。評判、価格、通販)

【最終兵器、ネルパックとは?】

お米を1年間保存できるというネルパック。いったいネルパックとは何なのでしょうか。ネルパックは、ジップロックを大きくしたような袋です。用途はコメの備蓄用。この袋にお米とエージレス、エージレスアイの3つを入れて密閉します。密閉の際に使用するのが付属のガッツ棒です。

すると、エージレスが袋の中の酸素を吸収します。これで袋の中が無酸素状態になり、コメの酸化を防ぐことができます。エージレスアイは、袋の中の酸素の量を知るための錠剤です。この錠剤がピンク色に変色すると、袋の中が無酸素状態であることを示します。

この状態が保てれば、1年程度の保管が可能であると言われています。なお、お米の保管に際しては、温度は12〜14度がベストと言われます。また、白米よりは玄米の状態の方が、劣化を防ぐことができます。

ネルパックは、コメ備蓄のための製品ですので、袋とガッツ棒、そしてエージレスとエージレスアイがセットになったものもあります。販売価格の方ですが、売り切れ続出の状態のため、高くなっている印象です。2011年8月現在ですと、ネット通販で、5キロ用1枚300円、15キロ用1セット600円、30キロ用1セット1000円くらいの値段です。


【ネルパック以外の方法は?】

ネルパック以外ですと、備蓄王が有名です。備蓄王は文字通り備蓄のためのおコメです。こちらは酸素を抜いて、その代わりに炭酸ガスを入れてあります。炭酸ガスは、米を冬眠米の状態にして劣化を防ぎます。また、炭酸ガスに殺虫効果があるため虫がわきにくいです。備蓄王は、ネルパックよりもすぐれた保管法であるといわれています。保存期間は最長5年です。


【関連記事】

・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+jikopr/20110807/p1:title=最長5年!お米の保存方法(コメの保管、備蓄。ネルパック、備蓄王)]