検査結果速報!福島県産の飼料米、59ベクレル(新米 セシウム 放射能)
【福島の飼料米(新米)、59ベクレル】
新米検査に先立ち、福島県産の飼料米のセシウム・放射能の測定結果が出ました。結果は1キロ当たり59ベクレル。福島では暫定基準値を下回った、という肯定的な見方があります。その一方で、「59ベクレルも検出された!」と受け止める声もあります。以下、ヤフーニュースからの引用です。
福島県は(2011年8月)12日、県内の8市町村で実施した肉用牛の飼料稲の放射性物質に関する検査で、15点のすべてが暫定基準値(1キロあたり300ベクレル)を下回ったと発表した。放射性ヨウ素の検出はなく、放射性セシウムの最高値は、福島市で検査した稲の1キロあたり59ベクレルだった。
・福島の飼料稲、暫定基準値以下に 新米検査に期待高まる (産経新聞) - Yahoo!ニュースより。
【ドイツ放射線防護協会の推奨は、8ベクレル】
福島原発事故にともない、ドイツ放射能防護協会が食品からの放射性物質の摂取について、「1キロ8ベクレル以内」(成人)を推奨しています。
評価の根拠に不確実性があるため、乳児、子ども、青少年に対しては、1kgあたり4 ベクレル以上のセシウム137 を含む飲食物を与えないよう推奨されるべきである。成人は、1kg あたり8Bq 以上のセシウム137 を含む飲食物を摂取しないことが推奨される。
・ドイツ放射線防護協会(PDF)より。
日本が決めた暫定規制値の300ベクレルとか500ベクレルの根拠は何なのでしょう?京都大学の小出助教授によれば、「たとえ微量であっても、安全な放射能は存在しない」としています。いったい何ベクレルなら大丈夫なのか、まずはその検討から始める必要があるように感じます。
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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+jikopr/20110806/p1:title=【平成の米騒動】コメの放射能・セシウム汚染と保存方法(お米)]