【放射能米 対策マニュアル】放射能汚染米 検査と備蓄王,冬眠米

放射能米をどう避けるか?】

うかうかしてると放射能米を食べさせられてしまう。こういう危機感をお持ちの方が少なくないのではないかと思います。どうしたら放射能汚染米の心配がないコメを食べ続けることができるのでしょうか。


【古米は冬眠米が最強】

古米とは、2010年度(平成22年度)の米。2010年の秋には刈り取っていますので、放射能の汚染の心配がほとんどありません。そのため、店頭でもネット通販でも、ものすごい売れ行きです。お金に余裕のある方は、古米の備蓄がもっとも安全な放射能対策と言えそうです。

中でも、冬眠米と呼ばれる保存方法ですと、最長で5年間、備蓄することができます。冬眠米とは、米袋に炭酸ガスを入れて密封したコメです。無酸素状態になることから、米は休眠状態になります。結果として酸化や劣化を防ぐことができます。さらに炭酸ガスは殺菌効果もあるそうで、この方法なら常温でもカビや虫の心配をすることがありません。こうした特長があるために、大人気のお米になっています。


冬眠米の代表格が備蓄王】

備蓄王という備蓄米は、冬眠米の一つ。中島屋さんというお店が売っているBG無洗米の冬眠米の商品名です。冬眠米の中でも有名で、ネット通販で大人気。予約受付からすぐに在庫切れになることで知られます。

冬眠米は備蓄王だけではありません。ですので、他のコメとも比較検討して購入するのがよいのではないでしょうか。


【どうする?新米】

備蓄米はいずれ枯渇します。となると、いずれは新米を食べなくてはならないときがきます。まあ、カリフォルニア米やタイ米を食べる、という方法もありますが。

新米の検査状況は、次のサイトで整理してくれています。

メモ:お米の放射性物質(放射能)の検査結果: コンタンのブログ

ただ、茨城や千葉などは、検査の検出限界や検出下限が40ベクレル。ということは、39ベクレルのセシウム汚染でも「検出せず」という結果になります。こうなってしまうと、放射能ホットスッポットのない県を選ぶ、という方向に気持ちが動いてしまいます。

2011年8月現在でホットスポットがなさそうなのは、東日本は秋田、青森、北海道。西は山梨、静岡は含まず、それより西の府県になりそうです。山梨、静岡は残念ながら茶葉汚染が出てしまっています。また、新潟や山形では、高濃度のセシウム汚泥が見つかったりしています。ちなみに、新潟県の汚泥(最大27000ベクレル)が見つかった十日町市は、「魚沼産コシヒカリ」で有名な魚沼市のすぐ近くです。

(参考)
東日本大震災十日町市の2保育施設でセシウム 汚泥など、県と保管方法協議 /新潟 - 毎日jp(毎日新聞)


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+jikopr/20110820/p1:title=【放射能 新潟 米】新潟県産の新米のセシウムは大丈夫?]