【魚介類】放射能の検査 結果(日本海の魚の放射能汚染は?)
セシウムが検出されたのは、北海道のサンマだけではありません。新潟の鯛(真鯛)からも21ベクレル測定されています。
県生活衛生課は28日、26日に新潟市沖で採れたマダイの内臓から、放射性セシウムが1キロあたり21ベクレル検出されたと発表した。福島第1原発事故の影響とみられる。国の暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)を大幅に下回っている。【畠山哲郎】
・東日本大震災:新潟沖のマダイ、セシウムを検出 規制値下回る /新潟 - 毎日jp(毎日新聞)より。
【北海道のサンマからセシウム】
北海道のさんまからセシウムが検出されたことは、当ブログの次の記事で触れました。
・【魚】北海道産 サンマ、鮭からセシウム 検出(放射能 汚染 検査)
【東日本の太平洋側では放射能の検出、続出】
東日本の太平洋側の水産物の検査結果でも、セシウムが検出されています。
・かわはぎ干物 千葉県産 217
・ぶり 岩手県産 31
・いか 茨城県産 27
・あじ 千葉県産 27
・かれい 茨城県産 19
※数値は1キロ当たりの放射性セシウム。単位はベクレル。
*【放射能汚染地図】食品(魚、海産物)のセシウム・放射能汚染マップより。
【グリーンピース、日本政府に検査体制の整備を要請】
魚の放射能汚染は深刻な状況ですが、検査や表示が十分ではないとグリーンピースが声明を発表しています。グリーンピースの調査では、福島県いわき市の港で採取したアイナメやクロメバルなどから暫定規制値を超える放射性物質が検出されたとしています。
グリーンピースは、日本政府に対して魚介類のモニタリングの強化と、お店での魚介類の放射能汚染の数値と産地の表示義務化を要請しています。
こうした体制が整備されないと、現状では魚を安心して食べられませんね。行政による速やかな対処を期待したいです。