【辛口評価】ネルパックで放射能の対策!(販売店,amazon,エージレス)

【ネルパックって何?】

ネルパックとは、米の長期保存のために使う米袋。ジップロックのような袋です。ネルパック、エージレス、エージレスアイが必要セットです。これらを使用すると、1年間の保存が可能です。

ネルパックの中に米をそのまま、あるいは米袋のままの形で入れます(米袋ごと入れる場合は楊枝などで米袋に複数の穴をあけます)。

エージレスを入れて密閉すると、エージレスが中の酸素を吸収します。酸素を抜くことで酸化を防ぎ、長期保存が可能になるわけです。無酸素状態にすることでカビや虫対策にもなります。エージレスアイは、ネルパックの中が無酸素状態になっているかを確認するための錠剤です。ピンク色に変わると、中の酸素が無くなったことを表します。


【どこで買えるの?】

通販なら、アマゾンや楽天で買うことができます。ホームセンターでも売っています。ただ、放射能の対策として、古米や新米の長期保存をする人が多く、品薄になっています。代替品としては、ジップロックや布団収納袋を使う人もいます。


【保存に失敗しないためには】

米袋ごとネルパックに入れる場合、ネルパックの入り口が狭いことがあります。その際には米袋だけを先にネルパックの中に入れ、それから米を入れるといいです。その他、ネルパックを使用する場合のコツは、ヤフーやグーグルで「ネルパック コツ ガッツ棒 失敗」といった検索用語をまとめて入れると、詳しい使い方とかコツや失敗例が出てきます。


冬眠米や備蓄王なら5年間】

冬眠米なら、常温で5年間の備蓄ができます。こちらは、中の空気をすべて炭酸ガスに置き換えたものです。中の酸素が抜けることで酸化を防ぎ、米を冬眠状態にすることができます。通常は15度くらいが米の保存にとってベストなのですが、温度にこだわらないのが冬眠米のメリットと言えるでしょう。また、炭酸ガスには殺菌効果もあるということで、カビや虫を防ぐことができます。冬眠米の商品名の一つ、備蓄王(BG無洗米)は、5年保存できる備蓄米として絶大な人気を誇ります。

冬眠米」のキーワードで検索すれば数多くの商品を探すことができます。


【どうしても味は劣化する】

ネルパックの保存米も冬眠米も、長く保存すると味は落ちてしまいます。ですので、可能であれば玄米の状態で買い、食べる前に家庭用の精米機で精米できるとよりよいでしょう。

また、西日本や九州、北海道、青森、秋田といった場所では、まだ農作物の深刻な汚染が報道されていません。今後の動向を見つつ、西日本などの新米の活用を検討するのも一手だと思います。


【関連記事】

最長5年!お米の保存方法(コメの保管、備蓄。ネルパック、備蓄王)
【放射能 新潟 米】新潟県産の新米のセシウムは大丈夫?

・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+jikopr/20110823/p1:title=【放射能米 対策マニュアル】放射能汚染米 検査と備蓄王,冬眠米]