【放射能】梨から続々とセシウム(ナシ,なし。福島,千葉,栃木,神奈川)

【梨から続々とセシウム

検査の結果、ナシから続々と放射能セシウムが検出されています。
福島では1キロ当たり13.0ベクレル、千葉は同じく4.9ベクレル、茨城は3ベクレル、神奈川は2.3と3.0ベクレル。

福島県 福島市 流通品 ナシ H23.9.13、13.0
・千葉県 - 流通品 ナシ H23.8.29、4.9
茨城県 かすみがうら市 農場採取 ナシ(露地)H23.8.5、3
・神奈川県 相模原市 - ナシ(露地) H23.8.1、2.3
・神奈川県 横浜市 農場等採取 ナシ H23.7.29、3.0
茨城県 八千代町 - ナシ H23.7.1、3

*数値は1キロ当たりの放射性セシウム。単位はベクレル。

・食品の放射能検査データより。

神奈川のなしからもセシウムが出ています。神奈川県の場合、これまでは茶葉と原乳から放射能が検出されています。今後もきちんと放射線の検査を実施していく必要がありそうです。


放射能ホットスポットに留意】

当たり前のことかもしれませんが、ホットスポットの農作物から放射能セシウムが検出される傾向があります。ですので、放射能汚染地域がどこからどこまでの範囲なのかを把握することが必要なように思います。

wspeediのセシウム版が公開されました。これによれば、北は秋田県山形県にまでセシウムが降り注いでいるようです。西は愛知県、長野県、山梨県静岡県新潟県までセシウムが降下しているという予測です。

(地図・PDF)
福島第一原子力発電所事故に伴うCs137の大気降下状況の試算- 世界版SPEEDI(WSPEEDI)を用いたシミュレーション -

今後、文部科学省による航空機調査が進んでいきます。実測値については文科省の調査を待つことになります。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+jikopr/20110906/p1:title=【中日新聞】要注意!イワシ,しらす,ワカメ(海産物・魚の放射能)]