【放射能、不安な点2つ】東都生協の評判(東都生活共同組合)

【検査体制の評判は、圧倒的】

検出限界2ベクレル。きわめて高い精度で食品検査をして結果をHPで公表。東都生協(東都生活共同組合)は、他社に先駆けて圧倒的な放射能検査体制を整えました。チェルノブイリの事故後に自前で高価な放射能測定器を購入、検査を続けています。

10月12日現在、最新の検査結果では、茨城産のれんこん(レンコン)からセシウムが1キロ当たり5.9ベクレル検出されたのみ。卵や、豚肉、りんご、新潟のコシヒカリなどからはセシウムが検出されていません。


【独自基準の導入はいつ?】

東都生協の不安なところの1点目は、独自基準です。同業のオイシックスらでぃっしゅぼーやパルシステムは、国の暫定規制値があるにもかかわらず、独自基準を導入しています。ラディッシュは50ベクレル、パルシステムは100ベクレルの基準を設定しています。

しかし、東都生協はなぜか独自規制値を設定していないようです。放射能対策に積極的であると思われるのに、どうして独自基準が導入できないのでしょうか?検出限界が2ベクレルだというのなら、独自基準を10ベクレルにしても、何ら問題がないのではないでしょうか?

東都生協の検査は抜き取り調査。すべての食材について検査をしているわけではないようです。東都の基準が500ベクレルであるということは、「検査の目をすり抜けてしまった場合、500ベクレルの食材を販売することもありますよ」というメッセージのように思えてしまいます。


【西日本の食材が少ないのでは?】

2点目は西日本産の食材です。ある程度西日本や北海道の食材が見受けられます。しかし、おいしっくす(oisix)、ラディッシュパルシステムと比較すると、少しもの足りないように思います。宅配業者に対する利用者の第一の希望は、西日本や、九州、北海道の卵、牛乳、新米であることが多いのです。


検査体制がいくらすばらしくても、独自基準と西日本の食材も、利用者は最重要事項として考えているのです。この2つのニーズに東都生協はどう応えるのか。今後の対応に注目していきたいと思います。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+jikopr/20110728/p1:title=【評判】Oisix(オイシックス)の野菜・お米の宅配(西日本産)]