「放射能汚染地域の人は引っ越しを」by バンダジェフスキー博士

放射能汚染地域の人は引っ越しを」。

内部被曝の第一人者であるユーリ・バンダジェフスキー博士は、3月19日の東京での講演会でこう述べました。

具体的には、次のようにコメントしています。

ひじょうに高い濃度で汚染されている地域は福島だけでないという風に聞いています。ひじょうに広い地域が汚染されています。東京でもあちこちで放射性セシウムが観測されていると聞いています。やはり、汚染されている地域から、話していいかどうかわかりませんが、引っ越すべきだと。きれいな土地に住むべきだと私は思っています

放射能汚染地域の基準としては、「1平方メートルあたり37000ベクレル」という数字を一例としてあげました。
下記のリンク先のセシウム汚染マップで、暗い緑色以上の場所が「1平方メートルあたり37000ベクレル」。かなり広大な範囲になります。

(地図)
放射線量等分布マップ 拡大サイト(文科省公式HP内)

講演会の中で博士は、内部被曝には閾値(しきいち)がない、とも話しています。閾値とは「被ばくは、ここまでの数字なら安全」という放射線量やセシウムの量になります。このことは、京都大学小出裕章先生なども主張している内容です。

「健康にいい放射能はない」
という原理原則で、生活を見直してみる必要がありそうですね。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+jikopr/20120315/p1:title=【福島】2号機に1日いたら、半数の人間が死亡するかもしれないことが判明。]