【放射能】昨年、誰かが大量の「セシウム汚染魚」を食べていた件。

昨年、誰かが大量の「セシウム汚染魚」を食べていた。後味の悪い事実が浮き彫りになってきました。

sankeibizの記事によれば、水産庁がこれまでに調べた水産物計8572検体(3月31日現在)のうち、100ベクレル超が1476検体だったというのです。

以下、sankeibizからの引用です。

「スズキは仙台湾沖の定置網漁で、4月から夏にかけての稼ぎ頭。これがまったくダメとなると、漁業関係者の受けるダメージは大きい」。宮城県漁協の担当者は出荷停止をこう嘆く。

(中略)

水産庁によると、これまでに調べた水産物計8572検体(3月31日現在)のうち、500ベクレルを超えたのは252検体。一方で100ベクレル超になると1476検体に跳ね上がる。

以上、sankeibiz放射線基準値、漁業にジワリ 「稼ぎ頭」次々出荷停止 より。
(2012年4月)
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120416/cpd1204160835005-n1.htm

上記の記事を読む限り、2011年中は、100ベクレル以上500ベクレル未満の汚染魚が、大量に出荷されていたと受け取れるのですが。

1キロあたり100ベクレルといえば、放射性廃棄物レベル。初期の頃、500ベクレルは健康には問題ない、などという情報が流通していました。しかし、ガレキ広域処理問題で気になって調べてみると、ビックリ。福島第一原発事故前は、100ベクレルを超えるようなゴミは放射性廃棄物であり、普通に廃棄してはいけいことになっていた、というではありませんか。(クリアランスレベル制度)

で、これらの100ベクレル超のヤバい魚は、いったい誰が食べたのでしょう?

放射能汚染魚は、おそらく、放射性物質の検査をしていない外食や、スーパーや、給食の食材として流通していたのではないでしょうか。それも、日本全国に。

知らぬ間に、全国で被爆者が爆発的に増加しているような気がしてなりません。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+jikopr/20120321/p1:title=「放射能汚染マップの青色の地域の子供は避難を」by 松本市長 菅谷昭 氏]