【甲状腺ガン】首にカタい「しこり」ができたら、癌(がん)の可能性も

【首にカタい「しこり」ができたら要注意】

「首のしこり」には、さまざまなものがあります。
朝日新聞によると、首のしこりの多くは、リンパ節の腫れ、甲状腺や耳下腺の膨れだといいます。リンパ節が腫れる原因としては、細菌やウイルス感染による炎症性と、腫瘍(しゅよう)性の2つに分かれます。炎症でリンパ節が腫れた場合には、しこりは大きくても直径2センチ程度。柔らかく、触ると痛いですがが、数日から1週間で小さくなるそうです。

一方で、腫瘍性の腫れのうち、癌(がん)の場合には、2週間ほどしても小さくならず、触るとカタい感じがするといいます。

(ソース)
朝日新聞:首のしこり 大きさ・感触、自分で観察続けて
 (2011年5月19日)


【「甲状腺がん」の首のしこり】

名古屋大学医学部付属病院のHPによれば、甲状腺ガンの場合、首の左右のどちらかにかなり硬い表面がごつごつしたかたまりができます甲状腺はものを飲み込む(嚥下する)ときに上下に動くので、その中に出来た癌も嚥下と共に動くそうです。

病院では、次のような方法で精密検査を行います。超音波検査、穿刺吸引細胞診、CT検査、シンチグラフィ、血液検査。これらのうち、シンチグラフィとは、ある特定の細胞に取り込まれるアイソトープという放射性物質を服用または注射して検査する方法です。

(ソース)
名古屋大学医学部付属病院のHP
 http://www.med.nagoya-u.ac.jp/nyusen/sick/thyroid/t_diag.html


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+jikopr/20120229/p1:title=【初期症状】急性リンパ性白血病は「首にしこり」「あざ」に注意(大塚範一さん)]