【徹底検証】フコイダン「自然治癒力を高める効果」とは？

■フコイダン「自然治癒力を高める効果」とは？

フコイダンには、「自然治癒力を高める効果」があると言います。

第一薬品工業と富山大学との研究では、フコイダンには「抗ウイルス成分」が存在。わかめの胞子葉であるメカブについて研究したところ、フコイダンが、インフルエンザウイルスに効果を発揮することが確認されたそうです。とくにメカブフコイダンは、インフルエンザウイルスの増殖抑制にも効果的であることがわかってきたとされています。

（参考）
・第一薬品工業のＨＰ：第一薬品工業株式会社と、富山大学薬学部が共同研究

■フコイダンとは

フコイダンは、硫酸多糖の一種。コンブやワカメ（メカブを含む）、モズクなど褐藻類の粘質物に多く含まれる食物繊維です。

（参考）
・wiki：フコイダン

■ナチュラルキラー細胞とは

ナチュラルキラー細胞（NK細胞）は、自然免疫の主要因子として働くリンパ球の１種。とくに、がん細胞などの拒絶に重要な役割を果たします。他の細胞を殺すということで、生まれつき（natural）の細胞傷害性細胞（killer cell）という意味の名前がつけられたのだと言います。

（参考）
・wiki：ナチュラルキラー細胞

NK細胞は、「自然免疫」と同じ意味でも用いられ、とりわけ、ガンの予防や治療の分野において注目を集めています。

■自然免疫を強化する食品とは

免疫力を高める（NK細胞を増やす）食べ物として、よく名前があがるのが、フコイダンやアガリクスです。

順天堂大学の医学博士である小松靖弘氏のＨＰ上では、がんになった人は免疫力が低下する可能性が指摘されています。なので、がんと闘うためには免疫力を普通の健康人のレベルにまで上げておくことが必要になるのだとか。そのため、免疫細胞を活性化させる健康食品を摂取しておくのは、よいことだと推奨しています。

NK細胞や自然免疫を強化する食品については、当ブログの次の記事でまとめています。