【ゼロからわかる】 NKT細胞 (がん治療)

■NKT細胞とは

NKT細胞は、リンパ球の一種。T細胞、B細胞、NK細胞に次ぐ、「第4のリンパ球」と言われています。NKT細胞が活性化すると、自らがんを攻撃する物質を出すとされています。

リンパ球は種類ごとに役割が違い、T細胞が殺せるがん細胞と、NK細胞が殺せるがん細胞は異なります。T細胞やNK細胞を個別に活性化する方法ですと、攻撃力を増強した細胞から逃れやすいがん細胞が増え、再びがんの勢いが増す危険性があります。

NKT細胞は、T細胞とNK細胞の両方を活性化でき、従来の免疫治療の弱点を補う可能性があるとのこと。

(参考)
東京新聞:NKT細胞療法 がん治療に新選択肢?
 (2014年3月18日)


■NK細胞とは

過去の記事でも触れましたが、NK細胞は自然免疫の主要因子として働くリンパ球の1種。がん細胞などの拒絶に重要な役割を果たすとされています。他の細胞を殺すということで、生まれつき(natural)の細胞傷害性細胞(killer cell)という意味の名前がつけられました。NK細胞は、「自然免疫」と同じ意味でも用いられ、ガンの予防や治療の分野においても注目を集めています。


■自然免疫を高めるサプリ「ブロリコ」

ブロリコ研究所のHPには、埼玉県立がんセンターの研究により、自然免疫(NK細胞)の活性が高い人ほどがんになりにくいことが明らかになったとの記述があります。自然免疫力を高めるには、ブロリコ(製造販売元はイマジン・グローバル・ケア株式会社)というサプリがあります。この成分は、東京大学との共同研究によって発見したものなのだそうです。


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