【格安】神奈川県介護福祉士の職業訓練（ハローワーク）

ハローワーク（職安）が窓口になっている職業訓練「公共職業訓練」で、授業料無料で介護福祉士養成講座が実施されていることがあります。ただし、テキスト代や諸経費は自己負担です。

公共職業訓練の介護福祉士養成講座は、離職中の社会人が対象です。

■ 募集情報

公共職業訓練の介護福祉士養成講座のおもな形式としては、ハローワークが直接行うのではなく、専門学校などに委託して実施する「委託訓練方式」がとられています。

たとえば、2015年（平成27年）の神奈川県の受講生募集情報は次のとおりです。

〇学校と自己負担額、定員

・ＹＭＣＡ健康福祉専門学校（厚木市）
　自己負担額：約160,000 円
　定員：20人

・横浜国際福祉専門学校（横浜市）
　自己負担額：約130,000円
　定員：40人

〇訓練期間

・平成２７年４月から平成２９年３月

〇募集期間

・平成２７年２月２３日（月）から３月２日（月）

〇備考

・入学金、受講料は無料。ただし、教科書代、教材費及び実習用の服、行事への参加費用や交通費は受講者負担です。
・健康診断、検便及び健康診断書作成にかかる費用は、受講者の自己負担です。
　また、施設外での実習の際の交通費も受講者負担です。
・介護福祉士資格登録費用は受講者負担です。

■ 競争倍率はどのくらい？

たとえば、東京都の介護福祉士養成講座（２年制）の場合ですと、2014年4月入学の介護福祉士養成講座の競争倍率の平均は 0.60 倍。

■ 本当に卒業と同時に資格が取れるの？

将来的には、介護福祉士養成施設卒業者に対しても国家資格を課す方向で議論が進んでいます。ですが、2015年度の入学生については、国家試験免除で資格取得ができる方向です。

■ その他の職業訓練

職業訓練では、介護福祉士以外に介護職員初任者研修（旧ホームヘルパー２級）や介護福祉士実務者研修も実施されています。

初任者研修や実務者研修の訓練については、当ブログの次の記事を参考にしてください。

職業訓練の公式ページは以下のとおりです。

■ 窓口など

申し込みや問い合わせの窓口は、ハローワークになります。分からないことは、ハローワークに直接聞くのが手っ取り早くて正確です。

なお、職業訓練は、面接などが課され、必ずしも希望者全員が受講できるとは限りません。ですので、有料の資格取得学校も一緒に調べておくことをおすすめします。