【激安】ハローワークを活用したヘルパー資格の取り方とは
【ハローワークを使ったヘルパー資格の取り方とは】
*2018年2月1日更新版。
全国のハローワークを窓口として行われている職業訓練制度を活用すれば、激安で介護ヘルパーの資格講座(介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修課程)が受けられます。授業料は無料。テキスト代等の諸経費のみの受講費用で資格取得講座が受講できます。
職業訓練(ハロートレーニング)には、大きく2つの種類があります。
・求職者支援制度:雇用保険の受給資格のない社会人(主婦や無職の人、勤務時間が短いフリーターなど)が対象
・公共職業訓練:主として雇用保険に入っている社会人対象
※ハロートレーニングは、2016年11月に決定した公的職業訓練の愛称です。
ともに、主として離職中の社会人が対象です。訓練は、求職中の人がスムーズに就職できるようにという趣旨で開設されているのです。地域的には、東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県など、全国で実施されています。
公共職業訓練の場合、介護福祉士の講座も行われています。また、公共職業訓練では、失業保険の延長給付などの制度があります。
【ヘルパー資格の取り方】
念のため、ヘルパー資格の取り方について簡単に説明します。実務経験ルートの場合、ヘルパー資格は、介護職員初任者研修(旧 ヘルパー2級)→介護福祉士実務者研修→介護福祉士の順でステップアップしていきます。介護福祉士のみ国家資格です。
初任者研修を飛ばして実務者研修を修了することも可能。ただ、社会人の場合ですと、まず初任者研修の資格を取って、働きながら「介護福祉士実務者研修→介護福祉士」というルートでステップ・アップしようと考えている人が多いようです。
初任者研修を修了すると、訪問介護の仕事をすることができます。
初任者研修は130時間分の授業を「通学」あるいは「通学+通信教育」で消化。最後に確認テスト的な筆記試験を受けます。受講期間は1か月〜4か月程度です。
実務者研修は450時間分を同様の形式で受講。授業の間に、こちらも確認テスト的な位置づけの実技試験があります(初任者研修から実務者研修を受講する場合は、130時間分が差し引かれて320時間分で修了できます)。初任者研修を経て介護福祉士をめざす場合、3年の実務経験に加えて、2017年1月の試験からは実務者研修終了が義務付けられました。受講期間はおおむね6か月程度です。
ヘルパー資格の取得方法は、次のHPが参考になります。
(参考)
・日本ホームヘルパー協会:訪問介護員の養成と現任者のスキルアップ
(初任者研修と実務者研修について)
http://nihonhelper.sharepoint.com/Pages/yousei.aspx
参考までに、2018年(2017年度、平成29年度)については、介護福祉士試験の申し込みや試験日は次のとおりとなっています。
・申込受付 2017年8月9日(水)〜2017年9月8日(金)
・筆記試験 2018年1月28日(日)
・実技試験 2018年3月4日(日)
・合格発表 2018年3月28日(水)
(参考)
・公式ページ:試験概要
【職業訓練の探し方】
開講予定の講座や制度の詳細を調べるには、厚生労働省のHPなどを参照します。
(公式HP)
・厚労省のHP:職業訓練(ハロートレーニング)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/hellotraining_top.html
【窓口など】
問い合わせや申し込みの窓口は、ハローワーク(職安)になります。職業訓練制度は少し分かりにくいので、ハローワークに問い合わせるのが手っ取り早いです。
なお、職業訓練は、授業料無料ということで競争倍率が1倍を超えることがあります。また、受講前には選考が課され、全員が受けられるとは限りません。ですので、有料の資格取得学校も一緒に検討しておくと、よりよいと思います。
【facebookページのご案内】
facebookページも開設しています。よろしければ のぞきに来てくださいね。
【初任者研修の資料を一括請求】
無料の資料請求で最安価、最短の介護職員初任者研修講座を探すのに役立つHPとしては、以下のサイトなどがあります。
【関連記事】
・【最新】ヘルパー2級から介護福祉士になるには
・【受験資格が変更】介護福祉士になるには
・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+jikopr/20140220/p1:title=【2017年の試験から義務化】 介護福祉士 実務者研修]