【平成の米騒動】コメの放射能・セシウム汚染と保存方法(お米)

平成の米騒動、勃発?】

産経新聞が、お米の買占めがスタートしたと報じました。

東京電力の福島第1原発事故を受け、放射性物質の心配がない昨年産のコメを消費者が買いだめする動きが出てきた。(中略)汚染牛肉で対応が後手に回った行政への不信もあり、消費者からは「自分の身は自分で守りたい」との声が上がっている。

【放射能漏れ】昨年産コメ買いだめの動き 主食の安全確保どこまで…  - MSN産経ニュース

水の買い占めのときのような騒動は、正直遠慮したいのですが。。。


【500ベクレルは論外】

お米は主食であるにもかかわらず、他の食品と同様、放射性セシウム等の放射能 1キロ500ベクレル以内、という暫定規制値が適用されます。国の決定に対して、中部大学の武田邦彦教授や、京都大学小出裕章助教授が強く反対しています。武田教授は、「いくら多くても100ベクレル以内」と提言しました。

武田邦彦 (中部大学): お米の500ベクレルとは?

ちなみに武田教授のスタンスは、「年間の被爆量積算値1ミリシーベルト以内」。そのために、「食材からの放射能汚染の摂取は、1キロ20ベクレル以内が望ましい」としています。
小出助教授は、主食である米とそれ以外の食材は別にすべき、と主張しています。

小出裕章「(米の基準値1キロあたり500ベクレルは)高すぎます」:ざまあみやがれい!


【あなたは、何ベクレルまでなら放射能汚染米を食べますか?】

ネット上では、いったい何ベクレルまでなら新米(2011年度、平成23年度)のセシウム汚染を許せるか、というアンケートを実施している人がいます。まだ中間集計の状態ですが、2011年8月6日現在、500ベクレルでも購入しようという人はほとんどいません。不検出、あるいは10ベクレル以内、というのが大半です。消費者の目は厳しいですね。

8/6 お米の放射能に関する意識調査のアンケート、途中経過発表! | 3.11東日本大震災後の日本


【おこめの備蓄に走る人たち】

ネット上では「すでに古米(2010年度産、平成22年度産)100キロ備蓄した」とか「長期間、おコメを保管するための保存方法を教えてほしい」といった書き込みが見受けられるようになりました。
ちなみに、玄米や白米の保存法については、Yahoo!知恵袋が参考になります。

お米の長期保存方法教えて下さい。精米したお米をたくさん頂いたのですが、我が家... - Yahoo!知恵袋

虫がわいたり酸化したりするのを防ぐには、家庭用の精米機や専用の冷蔵庫を準備するのが理想のようです。白米よりは玄米の状態の法が、保管にはいいようです。ちなみに、家庭用精米機の価格は、安いもので1万円。ちょっと高いものだと3万円くらいです。私の場合はものぐさなので、値段が高くならないうちは、食材宅配や通販で西日本や九州のコシヒカリやひとめぼれでも購入するのがいいかな、と思ってます。もし価格が2倍、3倍という事態になるようなら、タイ米とか、パン、麺類とかですかね。